独身社会学(Single sociology)と高齢化社会学(Gerontology)の複合社会をテーマとする。

良く派遣会社が日本をダメにしたと言う人がいるが、それは何も考えずに、他力本願で生きてる人。社会が有ってビジネスが有る。給与が有る。社会の変化によってそれをいち早く変えられる人が強く生き延びられる。これは生物進化論の原点である。我々人間も一生物の一員である。次の時代の変化をどう察知し、自らがどう変化するかが問題で、派遣会社はその流れの中で、ちょっと前に出来たが、ちょっと後には消え去るのかも知れない。私は何か錦の御旗が無いと動かない、いや動けない性格。即ち未来を感じさせるテーマが無ければ、動けない性格である。35年前、それまでの宝飾、ファッションの華麗な仕事から、一気にジェロントロジー(高齢化社会学)と言う錦の御旗を見つけて分かった事は、宝飾ファッションと言う豪華な世界は高齢化により、需要が三分の一になる。
女性は50を過ぎると急に購買意欲を失う。一番購買意欲が有るのは、子育ての終わりが見えてきて、旦那が浮気してると思った時。
それを感じ、今まで通りこのまま宝飾ファッションを扱っていて生き残れるのか?と思い、会社を売却。新たなジェロントロジーと言う
御旗に邁進したが、世の中そんなには甘くは無い。日本で2年、そしてフィリピンで実現するのに10年の月日がかかった。サラリーマンをした事が無い私にとって10年間を食い繋ぐ為に様々な事を行った。日本でもやっていた土地転がし、飲食、縫製、そして物品卸から配送、給食 様々やってきた。しかしそれは錦の御旗をやる為だったが、しかし、これらの経験はジェロントロジーと言う錦の御旗の立ち上げには、全て良い経験でもあり必要であった。しかし、フィリピンの人件費を除く物価の上昇、医療費の高騰はビジネスモデル全体に暗雲となり、15年前に諦めて、10年と言う月日で、利用者に迷惑をかける事無く、事業転換を図り、THINKと言う事で、教育と言う分野に移っている。ある意味ソフトランヂィングした訳だ。しかし、産業を待たないフィリピンには
新たなテーマとなる錦の御旗が見つからない。勿論、更に経済が衰退した時には、面白いものも見えているが、未だ時間が掛かる。
そこで日本にめを向けると、面白いテーマ錦の御旗が見えて来る。それは(Single sociology)独身社会学。勿論、独身であっても高齢化はある。ジェロントロジーで培った経験も多くあるので、この部分も活用出来る。人間死ぬまで性欲はある。男は女を、特殊DNA保有者は男は男、女は女。痴呆徘徊で夜騒ぐおばあちゃんに、ハンサムな介護人を付ければ、よく眠る。逆もそうである。人間は温もりを求めている。犬や猫、哺乳類は多分皆同じであると思う。
まあそれは別として、日本はなんと人口の40%以上が独身と成った。20年後は50%近くが独身になると言われている。しかし、40%と言う数字は驚異である。この独身社会学と高齢化社会学が複合した社会環境作りが次のテーマ、錦の御旗として、社会貢献にもなり、ビジネスにもなると確信が出来た。そして雇用の変化を組み合わせた第3のビジネス。