未来を象徴した太陽光発電、風力発電は意味を無くし、日本は大きくエネルギー政策の舵を切った。

未来のエネルギー即ち未来を思わせる象徴として挙げられた、太陽光発電と風力発電は最近影を薄めて来た。結局太陽光発電は平米あたりの発電能力が21%と低く、その為に大容量にする為には、広大な敷地がいる。風力発電も同じで巨大化や数、風切りの騒音から市街地に設置出来ない等の問題と先日の台風でも破損したものも多かった。結局、必要に応じた電力が、確実に得られないと言う現実が検証実証から解って来た。やはり物理的な問題が起きる風力発電、太陽光発電限定的な場所で使うしか無いと言う結論だろう。国内メーカーはソーラーパネルの生産を今年一杯で終了する。
地球上で無限にある物質による化学反応から生まれるエネルギー利用という事に専念した方が最終的に日本の為との判断に振り切れたようだ。
全宇宙で一番多い物質は水素である。太陽があれだけのエネルギーを出しているのも、水素の力である。その小型化したものが、核融合であり、核融合発電であるが、欧州連合開発にも日本は参加しているが、日本独自のものも作成している。あと2〜3年で目処が立ちそうな状況である。大型電力を必要とするもの、都市や工場や船舶には原子力発電同様に小型化が必要だが、原理で成功すれば、小型化は時間の問題である。一方、フューエルセルで発電という事は、トヨタを始め各メーカーが開発している。核融合の場合は、少ないが核廃棄物が多少あるが、燃料電池では水しか排気されないので、完璧なクリーンエネルギーとなる。後は電池問題があるが、これも各メーカーが必死で開発が進み、液体を使わずに蓄電出来る全個体電池が開発され、液体では危険があった電池に対する不安を無くしつつある。後は充電時間や電池から電力を如何に効率よく出せるかが問題で有り、需要が総合的に増えないと、コストが下げられないと言う理由もあって、
今、鉄道における実験も、車輌の日立と燃料電池のトヨタが共同で開発を開始している。こうした事が総合して、各家庭に送電している現在の送電方式は10年の中で消えて行くだろう。郵政と同じで、今は力を持つ電力会社の統合、一部廃止も視野の中に入って来た。
人は空気、エネルギー、水、食料、排出物の処理が有れば生きられる。今、国際宇宙ステーションでの実験では、今まで水を送るだけで、1リットル当たり200万円のコストがかかっていたが、今は無くなっている。進化を楽しみに見ていられる。その為には健康が一番だ。

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