シャングリラホテルと言う供給先を失った弁当ビジネス。他の方とのコラボで開発中。しかし弁当屋の苦しみがわかる。

お弁当ビジネスと言っても、フィリピンのコンビニで売っている、あんな不味い弁当では意味が無い。美味しくなければ意味が無い。しかしフィリピンの食材は日本の倍の価格であるが、食材費を削っては美味いものは出来ない。飲食業の常識であるが、何故日本でも、弁当屋は弁当屋で一般飲食店とは違うのか、私も長年フィリピンで飲食業を営み、美味い食事を作る事は解っていたつもりだったが、弁当屋はまた別の次元である事を痛切に感じている。
現在、私が美味しいと思っているお店とコラボして、写真の様な試作品を作っているが、これは美味しい弁当で有る事は間違いない。しかし、日本のほかほか弁当は食べる人の近くに位置し、熱い内に食べる事を前提としている。しかし、駅地下やコンビニで売っている弁当は、ものが作られてから、販売店、そして買われる迄の時間、買ってからの時間では、最長6時間以上を考えて作らねばならない。即ち、熱い時は美味しいが、冷めて6時間経った時にも美味しくと言う条件が一般飲食店では、考え無くても良い事が発生する。いや勉強してる。だからグラブイーツやフィリピンではパンダでレストランから食事をとっても美味しくいのは、そこに原因がある。だから日本でも弁当専門店には、専門の調理師が科学的に分析をしている。結論は冷めても美味しい事。温かい食べ物が冷めると塩分が増えたり、基本的な旨味が無くなってしまう。これは課題がおおきいな〜 しかし、挑戦し甲斐が有る事は間違い無い。世の中、70のジジイでも勉強する事が多くて困ったものだ。100までの挑戦。まだ30年有る。(爆笑)

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