ミャンマー情勢を考える。中国に残されたただ一つの侵略路。

南シナ海に人工島を作った事で、かえってアメリカの逆鱗に触れて、アメリカ、日本、オーストラリアに加えて、イギリス、フランス迄もが封鎖線を構築し始めている。東欧諸国もアメリカ、NATOの連携で同じく中国包囲網を構築し始めている。その上、インドが加わりネパール、バングラデシュ等の侵略路も封鎖され出した。 残された道はミャンマー、そしてスリランカでインド洋を制したいとの野望である。前の軍事政権下でベンガル湾に面するチャオビューには軍港を租借し、ミャンマー国内にパイプラインを建設し、中国本土のヨーロッパと結ぶメインパイプラインに繋ぎ、東シナ海までを網羅する計画を着々と進めている。又ベンガル湾に海上採掘で天然ガス田を作り、ミャンマーを通過して、タイに繋げている。これでタイに対して恩を売って支配力を強める作戦であり、タイ王室問題やタイ軍事政権との癒着を強めている。即ち、ミャンマーに次いでタイへの影響力を増しているのだ。こうした情勢下で、民主化を進めていたミャンマーで癒着の軍を動かして、クーデターを起こしたと言うのが大筋の筋書きである。それもアメリカ、トランプ政権を失墜させた直後の動きである。日本が着々と構築して来た製造拠点であるこの地域の安全を脅かし、我が物にしようとする習近平の野望が見え隠れする。
やはり、早く中国共産党を倒さない限り、世界平和は訪れ無い。日本はどうすべきなのか。菅首相頑張ってね。今日本では中国支持の公明党の支持率が2%台まで落ち込んでいる。良い事である。日本が対中国姿勢を崩す事は、即ち、日本が滅びる事である。中国は邪魔な日本とアメリカを確実に狙っている。

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