日本を徹底解剖3年目。キーワード新幹線駅で1日の乗降者数が300人以下の駅が5つもある。これは日本の衰退では無い。同じ方程式を全てに使った弊害だ。

35年前にフィリピン投資に付いては結構調査した。他国との比較もした。地政学的に考察もした。しかしフィリピンにはデータが少ない。当時はインターネットも無い、携帯も無い。しかし33年を経過して、今日本に片足を戻すに於いて、3年前から日本を徹底解剖をし始めた。今は情報の宝庫で有る。2年半前は、町としては財政堅実度1位の美浜原発界隈の新幹線駅になる敦賀を中心に見て回った。それから今まで様々な地域を分析している。前にも言った、日本で起業をするには広い知識と分析が必要だと考えるからだ。そして今、一極化する都市構造の問題点。過疎化する地方の問題点。電力と言う既存の利権構造。医療問題、鉄道、フェリー、港、と全国の高速道路網の関係その他を分析している。都市周辺でも廃墟化が進んでいる事もわかって来た。それらの問題点は人の幸福を考えずに無理に既存概念の延長線上で無理に作ったものは崩壊速度が早いと言う現実で有る。
その代表的なワードとして、新幹線の駅の中に1日300名以下の乗降者しかいない駅が存在すると言う驚愕で有る。笑笑。
しかし、日本徹底解剖は面白い。フィリピンに女と一緒に来て、あきらめて生活している人が多くいるが、何で来る前にちゃんと自分で調べなかったのと、言いたいが、日本にもそうした箇所は多く有る事も分かった。あの人がやったから自分も大丈夫と言う事で、決める人は起業出来ない。
JR東海は90%近い収益が新幹線収入。そりゃそうだ。メガ都市 東京、横浜、名古屋、京都、大阪を通過している。当たり前だ。日本全国でここしか無い。しかしそんな所、他にあるのか。同じ方程式を全国にあてはめようとする事が間違いだ。その上新幹線は建設費が高い。従って乗車費用も高い。高速深夜割引をえば時間は掛かるが、自家用車利用に負ける新幹線料金。これで自動運転が発達したらJR東海以外は資産では無く、負債になる。駅前開発と言う方程式も既に無い。新幹線が来る敦賀駅前にコンビニが無い。写真は千葉県、銚子電鉄。鉄道は赤字、赤字補填はせんべい販売と補助金。

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