日本の火星探査は頭が良い。火星はアメリカにお願いして、火星周回の惑星に火星の観測器設置と岩石回収。

火星探査は世界的に興味が高まっている。日本も2024年に火星探査ロケットを打ち上げるが、目標は火星自身では無く、火星の月に当たる惑星をターゲットにしている。火星には2つの惑星があり、フォボスとダイモスと言う。日本はこの一つで周回速度1日3周と言う早い惑星フォルボスを目指す事を決定している。はやぶさで培われた技術だが、今回は火星と言う重力が大きい。しかし、火星に着陸するよりはエネルギーを少なく出来る。その分機材を多くして、火星の赤道上を周回する、それも月の様に地球から遠いのでは無く、衛星のように火星に近いので、観測は安易である。その上火星を1日3周するのでリアルタイムの状況が把握できる。そして今回は着陸するので、アームを使い、岩石等々を回収し、地球に2028年に帰還する。これは帰還出来たらば、歴史上偉大な業績である。それに宇宙科学に対して更に大きな夢が広がる。この惑星がどうして出来たかだが、二つの説が考えられる。一つは月と同じように、大きな惑星が地球に衝突して月が出来たのと同じ原理。もう一つは何光年の彼方から惑星が火星の近くに来た時に、重力で軌道内に取り込んだ説。それを知る要素になる情報が含まれている。その上、もし取り込んだとした場合、全く未知の情報が取れる可能性がある。いや夢のある探究心で有る。

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