政治学、独裁国家=教育レベル低い、人権が無い、治安が悪いと言う観点から世界を見る。フィリピンは?

月曜日投稿の政治学基礎のビデオでお解りの様に、独裁国家は国民に力を付けない為に国民の教育レベルを下げて、独裁者に服従させる。警察軍隊で強制的に人権を無視する。総じて治安が悪い と言う基本原理を学んだと思うが、そうした観点で世界を見ると面白い。又民主主義は教育レベルに気を使い、国民の生産性向上に努めて、国力を維持する。そして報道の自由を確保して、人権を尊重する。と言う基本もそこに兼ね合わせて世界を見ると面白い。
そうした観点でフィリピンを見ると、独裁者マルコス時代は教育レベルがアジア一番、民主国家になったが、教育レベルは落ちて、今やアジア最下位に近い。報道の自由さでも、最悪ランキング、故に人権ランキングでも最悪に近い状態で有るフィリピン。やはり世界はG7とその周辺国で民主主義が確率しているが、他の世界は不安定さが増している事になる。独裁国家ベネズエラは石油と言う資源を持ながら、独裁者と盟友 警察、軍隊で分かち合い、国民には一切富の再分配をしなかったことで、国民は貧しく、貧困から犯罪が増加して、国民が住める場所では無くなっている。それがあの難民の行列となった。アジアではミャンで難民の行列が出来ている。民主主義を始めかけた矢先の軍部独裁者の出現で、全てが水の泡となってしまった。ミャンマーは食糧、麻薬と言う天然資源を持つが、中国と言う一帯一路の犠牲になった国。ではフィリピンはどうなのか。何故教育レベルが民主主義で、ここまで落ちたのか?治安、人権がここまで落ちたのか? 報道の自由も落ちたのか? 基礎理論で行けば、民主主義では教育レベルを上げ、国民の生産性向上に努めるべきだが、逆の発想から、フィリピンには独裁者、独裁国家なのでは無いかと言う疑問が生まれて来る。私の35年間、上院議員下院議員の名前がそう変わったとは思えない。領主様が上下院を独占している。即ち、上院議員、下院議員の数が少ないフィリピンでは、実質有権者はこの手の平の数で有り、その中でお互いに盟友を組み合わせている大統領選以外は何も変化していない。独裁国家では無いだろうか。私にはそう思えて仕方ない。では今後どの様になって行くかは明日以降の議論としたい。

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