フィリピンにいる日本人。後継人がいない年寄りは日本に帰りなさい。うちのテナント、ノー天気日本人達が次々感染。その上彼らの判断は。。
私は何度も言うが、フィリピンの老人介護をスタートした26年前を今悔やんでいる。勿論その時はフィリピンは最高の介護に適した国であった事は間違いない。全てが安くて、初期医療、介護、日本食、衛生で日本のテレビ、と日本に居るのと同じ条件で、日本の5分の1の経費で暮らせて、運営側もその安さでもそれなりの利益を上げることが出来たが、その後、日本の年金は縮小し、フィリピンの物価は上昇の一途である。上がっていないのは人件費だが、能力というか、レベルは落ちる一方である。それは前にも何度も言ってる事だが3世代目の今の若者の教育レベルの低下である。アジア一位の座から最低の位置まで低下している。特に医療費の増額は、私の知る昔の10倍になった。それを知って、15年前から、うちは日本人新規募集を中止し、日本人には日本に帰りなさい。帰るべきだ。と言って来ている。私自身は経営には携わっていたが、業務は完全に病院運営の資格を持つ、パートナー医師に任せていた。施設内には機材を持つポーリークリニックと言う病院前の歯科医師もあるクリニックを有していたし、国の認可を受けた介護人養成学校もあった。日本人の中にはこのフィリピン人医師に対して反発感を持つものも有り、この医師のモットーである。「人間の身体は日本人でもフィリピン人でも変わらない」と言うのが気に入らないのか、日本人は特別だと言う気持ちなのか解らないが、反感を持つ人もいた。私は、日本人と仲良くやりたいと思っていたが、人は死ぬもので、余り感情移入し過ぎると辛い事も有り、付かず離れずの立場であった。5年前その医師も亡くなり、日本人居住者も8名位に成ったので、医療面や人的な支援も出来ないので、日本に帰りなさい。と言う事になっが、彼らは自分達で自治的に行うと言う事で5年が経っている。勿論、当社の建物から退去を言うわけでもなく今まで来ているし、今後も同じである。
介護のいる人には介護人、食事を提供している。その人の場合は、医療の拒絶念書を貰っているので、医療はちょっとした事はあるが、それ以上は出来ない。フィリピンに住む人がそこまで解っていて、書類その他を揃えていれば良いが、それは無理であろう。以前はうちのドクターが病院に連れて行く、手続きをするし、金額も打ち合わせをするので問題は無かったし、病院内でも薬剤その他もこちらで買って病院に支給していた。病院経由の薬剤は倍高くなる。今回私より若い日本人テナントの方は良く外を出歩く。もう1人の、私より上の方も出歩く。うちの社員が止めても聞かない。その人は外で交通事故に遭い、病院搬送された。うちもバランガイとは長い付き合いなので、直ぐにバランガイから通報が有り、社員が病院に直行した。もし誰も居なかったらどうする訳。そう聞きたいが本人は歳もあるのだろうがノー天気。今回感染したのは、私より若い方の方で、先週の月曜日に倦怠感、熱が出たらしい。周りの日本人もノー天気。何と見舞いに行って長話。報告を聞いて私は唖然でしかない。本来なら、バランガイの対策班を呼んで隔離だが、日本人達は何を考えているのか。また日本人に付いているフィリピン人介護人もノー天気、遊びに行っていた。うちの食堂の社員もノー天気。食事を届けていた。土曜になって状態が悪化して、陽性判明、慌てるノー天気日本人、うちの社員が近くの安い病院に入院させると言えば、それを周りにいた日本人が拒絶。ノー天気日本人が、日本人医師がいる、信頼出来るアラバンのクリニックに連れて行った。しかし、あの日本人医師の奥さんもフィリピン人医師でアジアンホスピタルに席を置いている。多分彼のクリニックも奥さんの名義でやっていると思う。そうなので、アシアンホスピタルに入院が決まり入院。おっと、その彼は早期退職で年金も少なく、20年近くフィリピンに居るのでお金の心配は誰がしてるの。15日入院してアシアンホスピタルなら確実に200万円の請求が来る。うちの社員が紹介した病院ならば、20万円以下だろう。部屋はエアコンでベットは、アシアンホスピタルと変わりがない。ノー天気日本人、誰が言われるままに支払い保証人になったんだろう。案の定、今になって見舞いに行っていた人の二人が感染が判明した。うちは濃厚接触者社員5名を14日出社に及ばず。可哀想に給料が消滅。本当に日本人の世話は大変だし、人に迷惑をかける。歳とって、きちっとしたフィリピンの後継人がいない日本人は日本に帰りなさい。唖然激怒。
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