教育。何故,コンピュータ作りの世界最大であったIBMが、パソコンと言う世界から離脱したか。違った方程式を見つけたからだ。

IBM Think pad は憧れのパソコン。でしたが、IBMはいきなりパソコン事業を中国に売却。多額の資金を手にした。これは次に紹介するソニーも同じ理由である。前のパソコンに対する方程式は、パソコン内に、重いソフトを入れて、コンピュータの動作をさせていた。即ち、パソコンが発展しないと、ソフト開発も出来なかった。だからWindowsが開発する便利なソフトをスムーズに稼働させるには、強力なパソコン、コンピュータが必要であったし、その技術、特許はベルの発展に寄与したIBMのお家芸であった。その後日本のパソコンメーカーも追随して、重いソフトを動かす強力なマシン開発が、方程式として全世界の常識となり、半導体技術にも繋がって行ったが、そこで、IBMはその世界の常識である方程式では、将来的立ち行かない事を理解して、新たな方程式を考え出した。その疑問は、ソフトをパソコンに入れて世界を繋ぐ事が、本当に必要なのか。当時から光ファイバー施設が普及して来て、革新的速度で情報が世界を周り、日本とデンマークによる、光ファイバーの通信許容量が、無限大に近い状態に成って行く中、今までの方程式である、各自に重いソフトを入れるパソコンは無意味になる。と結論をつけたのである。言わば、そんなガラクタ、馬鹿な中国が高く買ってくれるのは今だけと突然売却した。新たな方程式を良く理解していたからだ。いや新たな方程式を考えられる人がいたからだ。
機器とサーバーとの接続時間が0.2秒以内に成ってくると、機器に重たいソフトを入れる事は無くなり、全てサーバー側で処理して、機器に送る、又は送られてきたデータを処理する。その橋渡し役のアプリを機器に入れればサーバーと交信出来る。今までの機器の方程式が変わったのだ。言わばIBMはサーバー側のシステムを作り、必要なソフトを開発する側に立ち位置を変えた訳だ。これは方程式が変わる事、新たな方程式作る事の一例でしか無い。次はソニーの例を明日考えよう。

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