同潤会アパートから学ぶ集合住宅のあり方。私も同調して考えます。
写真は青山同潤会アパート(東京・表参道) 同潤会アパートは、財団法人同潤会が大正時代末期から昭和時代初期にかけて東京・横浜の各地に建設した鉄筋コンクリート造(RC造)集合住宅の総称である。同潤会は1923年(大正12年)に発生した関東大震災の復興支援のために設立された団体であり、同潤会アパート耐久性を高めるべく鉄筋コンクリート構造で建設され、当時としては先進的な設計や装備がなされていた。
私はこのコンセプトが好きである。今のタワーマンションは愚の骨頂で有る。人と言う動物が住める場所では無い。人も動物の一部で有る。深層の心理の一部には、動物としての恐怖心と言うDNAを持っている。自然と言う調和による安心感がそこに有る。同潤会アパート原宿には表には近代化の顔、裏庭には自然。内部は当時の最先端のトイレやエアコン環境が整っている昭和最古の建物で有るが、この精神を忘れて今のアパートは建てられない。アパートの一階には食堂もあり自分で自炊出来なくても、一階に行けば食べられる。その食堂にはバーが併設されていて。夜も楽しく寛げる。その上、共同浴場も設置されていた。当時の人の発想の方が今より優れている。人が住む環境。人が住む環境は今のタワーマンションより上で、フィリピンなどのマンションは明治時代のようだ。
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