これでフィリピン経済再生は不可能で寧ろマイナス。悪どい石油カルテルで世界を貧困に。誰が主役?

一番の産油国のアメリカで石油不足、ガソリン高騰。馬鹿な。アメリカは今や産油国第一位の国。次はロシア、サウジアラビア、カナダ、中国、ノールウェーや英国も上位にある。パンデミック当初はバレル20ドルまで下落。中東で働くフィリピン人解雇は目前とまで予想し、1993年の中東戦争以来の出稼ぎ送金危機かと思っていたが、その後回復、最もフィリピン政府と中東諸国では前回の石油下落時に、中東で働くフィリピンの給与を下げる事で、解雇しないと言う合意をしているので、給与は低くなっているのだが、しかしバレル20ドルでは50〜70万人解雇は避けられない。これは石油に携わる全ての人、タンカーから給油所迄全て終わってしまうので、石油カルテルを作り、標準値のバレル50ドルまでは戻すだろうな、とも思っていた。しかし前々回の投稿で価格が50ドルを超えても上昇していたので、少し雲行きがおかしいと思うと投稿した。脱炭素をEU,日本が表明した事により、石油業界は先行き不透明で、今利益確保をしようと必死になったのだろう。特にアメリカは自国民の経済優先よりも、石油業界の利益確保に動いたと思われる。バイデン政権、民主党のやりそうな事である。 それで今バレル80ドルを超えており、それもジリジリ上げている、これは2010年の悪夢100ドル迄持って行くつもりか?だとすると世界経済再生など夢の又夢である。特に後進国フィリピンの例で言うと、電力の98%は火力発電、交通輸送手段は自動車だけ、食料需給率40%で、60%は海外依存で輸送費の高騰で食料品の高騰。前にも話したが、うちの以前の飲食店3店舗の電気代が全従業員給与を上回った事から、従業員給与が上がらないどころか下がれば、従業員は行きていけるのか。治安の悪化は避けられない。通勤が石油高騰で出来ない郊外地の不動産価格は下落する。だから旋回、マカチィ、BGCでも平米500ペソ以上の賃貸は危険と話したのも現実で有る。困ったもんだ。

0コメント

  • 1000 / 1000