飲食店チェーンの栄枯盛衰の歴史。頭デッカチ組織はパンデミックで衰退の道を転げ落ちている。

まあ70年も生きていると、昔は何処にでもあった飲食店チェーンが今は無いと言うものは、知ってるだけでも200以上はある。フィリピンの馬鹿モールを維持する為に飲食店チェーンを形成する。故に私はモール嫌い。それは金太飴で、どこ行っても同じ飲食店、物販店が並ぶ。日本も開発が進めばそう成って行くだろう。貸す側は、こうしたチェーン店には家賃を落として、その代わり大きなスペースを貸すから、余計、鼻につく。鼻に付くようになると、客は別でも食べられる。何時でも食べられるとなり、興味を失う。と同時にフランチャイズやその他に拡大した品質管理が必要な為に頭でっかちの体制になり、客のニーズが掴めなくなる。そして今回の様なパンデミックでは、頭でっかち体制が組織を弱体化させ、最終的に滅んで行く。その訳は明日投稿するが、昭和ビジネスモデルはは今後は通用しない。他店舗化は足掻けば足掻くほど、赤字が累積する。飲食業とは毎日毎日の利益であり、一旦作った負債をカバーするにはそれは明日の投稿だが、その上現状一人飲食に幾ら使えるのか判れば逆算出来るが、まあ難しい事業である。オーナーにして見れば目が届く繁盛店2店持っていれば、資金繰りに追われる事なく、夜の寝つきも良いと思うと思う。昭和ビジネスモデルは、全国制覇して、数による売り上げ勝負だが、消費者ニーズの価格維持をしながら頭デッカチ企業のコストを稼ぎ出す事は至難であるし、共食いも起こって来る。今はブランドと供給を行う会社とフランチャイズ部分を纏める2つの会社がコラボして一つの流れを作っている所もあるが、昔私も70名ぐらいの小さな販売会社をやっていて、全国に販売していたが、社員の1日の営業交通費だけでも何百万と掛かる。バブルの頃は売上も利益率も有ったから良かったが、薄利多売の飲食業チェーンでは、1000店舗になれば安定すると言う論理を主張する人もいるが、他人の金、他人の責任で言うのは簡単だが、そうは甘くは無い。

0コメント

  • 1000 / 1000