今の建物は一時の満足。しかし次世代には大きな負債。ゴミの山。

最近、古民家を買って改装すると言う事をされている方を多く見る。改装を業者に頼まずご自身で行い、安く済むと言うか、新しい形態として紹介されているが、面白い。40年様々な欲求から物を買い、広い家に蓄積した不用品が3トン近くあり、ゴミとして処理される。その時間と労力、そして費用が掛かる。改装するにはやらなくてはならない作業。そして屋根や床下までの改装。その上に合板で綺麗に見せる。元々が40年以上の家なのでいつまで使えるのか。
これがマンションとなったらどうなるか。例えば40階のタワーマンション、50年後には建替えとなるが、その時は次世代で親から貰ったマンションだが、建替え費用誰が出すの。これは立派な負債。ノー天気の親が気のまま買って資産と思って、息子に渡したが、子供には負債としか思え無い。当然相続放棄だが、では誰がこのゴミを片付けられるのか。誰かが資産価値ゼロで買っても、壊す費用は莫大で、少子高齢化で、販売価格は既に低い。ではどうするのか。
私の予想では、25年後には東京、大阪などの都市部ではマンションや事務所の廃墟ビルが出来て来て、今でも都心の人口減少が起こり始めているが、それが更に加速すると考えられる。作る奴も、買う奴も、次世代を見ないで不要の物を作る。IoTスマートサブヂィビジョンは10年で償却、総取替えする。と言う基本構想。ゴミは要らないのだ。

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