昨日のジョリビーの価格が20%以上アップの掲載を見て、フィリピン在住の日本人の方がフィリピン人がどんなに苦しんでいるか解らない事が悲しい。

だからこうした図を書いて見た。所得格差に於ける物価上昇率はこれだけの差を更に生む事を知って欲しい。フィリピンで年金暮らしでも、一般のフィリピン人の一般的所得で有る2万円よりは上である。その2万円もコロナで出社に及ばずで、1万5千円以下、田舎では、元々の給与が1万5千円以下なのだから、もっと酷い。国もこの最低賃金では個人の所得税は免除されているので収入は無い。ただ暴動が起きないように、誰かがお金を出している事に胸を撫で下ろしているだけだ。そんなフィリピンの国民食と言えるジョリビーがこれだけの価格アップせざるを得ないと言う事をもっと真剣に考えるべきで有るが、日本人の海外生活に於けるノー天気と言う反応に哀しさを感じる。例えばジプニーが昔は1ペソだったが、今は10ペソ、それが日本の物価上昇率の2.5%で13ペソになっても一大事なのに、フィリピン物価上昇率10%にして、一気に20ペソにしたら。。誰も通勤出来ない。マニラの一大主要道で有るエドサ通りにバス専用道を作り、それでもバス停には長い列なのか。横にはMRTと言う鉄道が走っているのに、何故。通勤費を1ペソでも安くしたいからだ。それなのにマニラに工事費が高く、運賃が高くなる地下鉄とは、日本も中国同様にフィリピンを債務の罠に落とすつもりか。 馬鹿な経済評論家と言われる人がフィリピン経済は成長していると投資を呼びかけ、中国恒大のように都市部だけの投資を行い、都市はバブル崩壊で皆んなの財産を失わせる事を仕掛けているだけ。もっとフィリピンの再生は何かを本気で考えろ。お前達のマネーゲームでは無い。フィリピンを底上げする投資は都市には無い。
こうした馬鹿な政策で、フィリピンは一歩一歩スリランカ、スペインの血を受けた中南米の状態に近づいている。

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