日本人は国内旅行しか出来ない世界情勢。世界一位のパスポートを持ちながら。。旅行会社は辛いね。私もIATA免許があるが、使わなくて良かった。
世界は広いと我々の幼少期には、パンアメリカンを使った「兼高かおるの世界の旅」を見て心を弾ませていた。当時は海外に出た時には、必ずと言って良い程、パンアメリカン航空だった。その後、エアフランス、オランダ航空、アリタリアと増えて行ったが、私も人生70年、世界のあちこちを回ったが、今思い立てまた行きたい所となると、ナポリやフィレンツェ、コートダジュール、カンヌ。。と頭に描くが、今や物価高で行きたくない。私の学生の頃は飛行機代込みで、30万円も有れば、ヨーロッパを1ヶ月間遊べたが、今やホテル代だけでも最低一泊2万円。バックパッカーのごろ寝宿でも最低5000円。その上サーチャージが往復90000円。食事代も高い。一食1000円以下は無い。これで1ヶ月いたら150万円あっても足りない。アメリカやオーストラリアもそうである今。ハワイですらちょっとハワイへとは言えない。昔はうちの社員旅行でハワイも行ったが、今ではそのお金があったら、お金で配った方が良い。
香港も昔は、私が旅行代金を全て持って、14人位毎月連れて行った。ホテルはペニンシュラホテル、現地での移動は白いベンツのリムジン2台が空港までお出迎えでのツアー、食事はTim Lung Heenなどの高級店を巡りの買い物ツアー。高級レストランでも当時は一卓8名でコース料理で1卓1万円。ペニンシュラでも1部屋2名使用で1名1晩5000円と安かったが、今なら食事は1人1万円以上、ホテルも3万円以上。1人1000万円買って貰っても合わない。
それに昔は日本でも買えない掘り出し物があったが、今はつまらないフィリピンのモール同様に金太郎飴の店ばかりで、これなら日本で買うよと言うものばかり、昔は面白かったシンガポールも高い、金太郎飴で面白くない。旅とは行って価値が無ければならないが、今、客観的に見て日本以外はそんな所が無い。その上政治的危険、犯罪的危険で溢れる世界。フィリピンも含む他のアジア諸国もこの政治的危険、犯罪危険が進行中である。
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