フィリピンの銀行から金借りろとうるさいが、見てこのサラ金利息。自動車ローンも同じ。人を地獄へ導く悪魔。

私がマニラに来た時38年前は銀行の預け入れ預金金利がこの15%以上、日本で50年前に日本の預け入れ金利は7.5%で、最初に銀行で借りた時は11.5%だった。金利とは、経済の伸びしろが大きければ金利は高くても構わない。日本でも11.5%で借りた金は年間倍々の速さで儲かったし、フィリピンに来た時も同じように儲かった。アメリカが主導して来た世界経済の枠組みだが、その点が日本の考えとは違う点で、経済の伸びしろが無いのに金利を上げる、だからそれでも儲かる所に金が集中するから、儲かるだろうエネルギー等に金が集中して価格を上げる。インフレ景気対策で金利を上げると言うのは一昔前なら、伸びしろが多いい状態なら金は全体に回るか減るかだが、世界的に経済の伸びしろが無い現在では、国民全体が困るエネルギーの価格を押し上げてインフレを助長する事になる。いや成っているが、更に金利を上げている。根本を変えずにノズルだけでコントロールするのは難しい。
フィリピンの通貨が今を保つ要因は金利を上げているだけである。フィリピンも経済の伸びしろはとっくに無いが、金利だけで体裁を取り、借金まみれで返済が困る事を抑えるだけで、基本的な変革は無い。しかし、この金利高でフィリピン経済の変革どころか、お手上げ状態。大統領交代でフィリピンも閣僚、各省庁のトップが交代しているが、来週その一部の閣僚と経済フォーラムがあり、行く事に成っているが、期待薄でしか無い。
世界経済のルールが地球の温暖化の様に変わって来ている。気象庁では無いが、早くモニターするものを変えて行かねばならない。

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