マレーシア６２位、タイ６６位。何故フィリピンは１１６位。３７年前は８２位それを信じて来たのに、追い抜かれて来たフィリピン。

私はこの指数を前提でフィリピンを３７年前に選んだが、それが失敗した現在、片脚日本と言う選択をしなくてはならない。３７年前はフィリピンはこの指数が８２位で東南アジアで一番の国であった。しかし今は東南アジア最下位の１１６位の国になってしまった。

アキノに始まった、選挙を優位にする為の愚民政策を引きずって来た政治が招いたフィリピン政治屋の責任で有り、それを知っての行政のだらし無さが一番の原因である。そして今も続いている。私は悲しい。

皆さんは、何が愚民政策なのか解っていない様ですね。民族主義と言って今まで英語が共通語でしたが、それをタガログ語に変えて、３７年経つと、今は英語をキチッと理解出来る人は国民の10%にも満たないのが今のフィリピンです。しかし、日本は日本語ですが、殆どの情報は日本語で読み聞き出来ますが、フィリピンにはタガログ語で読める本は有りません。タガログ語だけで生活する人には正しい情報が遮断されているのです。政府は大学の教授まで動員して、フィリピンはGDP伸び率アジアで一番でフィリピン投資は最高とプロパガンダを煽りますが、このGDPはただの貧乏人の人口増加でしか有りません。フィリピンは過去２０年以上給与は上がっていないのです。では海外就労でと言っても、昔は英語というダントツメリットが今は無く、肉体労働の低賃金しか無く、同じレベルのベトナム、インドネシアに海外労働市場を奪われています。