何故フィリピンの学校事情に詳しく成ったのか。20年間100以上の学校を訪問して寄付をしている。写真は最新のコロナ前
フィリピンの公立学校は図書室と言っても本が無い。本があっても英語で誰も読めない。コンピュータが無い、インターネットが無い。中には停電で電気が無い。無い無い付くしで、「私コンピュータ出来ます。ワードとFacebookです。」出来たとしてこの程度なのだが、パーソナルコンピュータを持っていないので、仕方ない。この写真は4年前、図書室はあるが、空っぽと言うケソン市の学校からの寄贈の依頼。しかし本は英語しか無いので、タガログ語しかわからない生徒が殆どで、英語本は意味が無い。 そこで今回からデジタル図書室と銘打って始めた最初の寄贈品。6個のモニターを駆使して、3名が同時にウィキペディアや衛星中継、やオンライン数学。。。等々をセットアップして、3台のコンピュータと6枚のスクリーンを同期した。
これで予算は20万円程度 勿論 搬送や設置費用、私のシステム設定費用は含まれ無いが、インターネットは学校持ち。しかしその予算が無く、当日はこちらが持ち込んだWi-Fiを使ったが、その後どう成ったかな〜 良いアイデアを出しても、それを理解して継続出来る人がいない。 フィリピンに絶望感を味わう。先生でも理解しない。
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