39年前「これからだぞ、お前は馬鹿だと言われて会社を売った」理由は「少子高齢化」大正解だった。

39年前まで私の商売の中心は、地方に点在するデパートやその関連への販売、全国275カ所に卸していた。バブル期で社員旅行にハワイに行ったり、香港に行ったりしていたが、ある日少子高齢化と言う言葉に出会い、怖くなった。その頃、大手同業者の大沢商会の倒産で1億円の損害も被り、今のままデパートやスーパーを信頼して、今の膨大な借金と来る社員の退職金に耐えられるのかと言う疑問が常に頭の中にあり、業界2位の業者に社員、会社毎引き取って貰って、私1人が会社を出た。その後、大手そごうや地方お地元デパートが次々倒産、全国そうだが、北海道では小樽 大黒屋、函館 棒ニ森屋、大手撤退では旭川 西武、札幌 東急、。。。と急速にデパートビジネスモデルが崩れていって、遂に私が売った会社も倒産した。
そう言った意味では、旭川マルカツ、電気代が払えず閉店まで、良く頑張ったなとエールを送りたいが、経営者としては、何故30年前から、準備をしなかったかは、聞かねばならない。 今の他の経営者やファンドから送り込まれた若き、しかし、経営者センスの無い社長に言いたい。時代は変わる。

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