フィリピンを生きる小話 その1: ドライバーに運転させても闇、自分が運転しても闇。

パートナー法律事務所からの強い注意で、買って4年目の車に、前後のドライブレコーダーを設置した。その訳は最近多い、トラフィックオフィサーと仕組まれた当たり屋の多発。元々フィリピンの自動車保険は掛金は日本と同じで、保険会社の支払い額は自損が一番多くて100万円以下、人を殺しても50万円、搭乗者も同じ、その上保険会社が台風などで自動車が多く破損すれば支払いが不能になる例は数知れずと言う状況の中。でドライバーは欠かせず、私もドライバーを以前は使っていたが、ドライバーが手引きして、強盗、殺人、誘拐と多発して、フィリピンのお金持ちも自分で運転する者が増えて来たが、今の自動車は昔と違い事故を起こすと人命を守る事、軽量化で破損し易く出来ているので、昔ならバンパーを直す程度が今やお金が多く掛かるので自損額が足りていない。自動車保険加入者が少なく10台いたら6台は未保険車である。人身の保険金が少ないのは、多くすれば当たり屋が増大するからだ。最近この当たり屋が巧妙になり、交通ポリスと組み、多額の補償金を取るケースが多発している。人身事故は逮捕されるが、裁判官の保釈命令で留置は免れるが、前にも言っている土日、祭日は裁判官がいないので、保釈が出来ない。弁護士が交渉して、俗に言うエアコンルームと言う所にお金を払って泊まるか、あの最悪なフィリピンの留置場に入る事になる。どうしても、弁護士でも潔白を証明するにはドライブレコーダーが必要となる。車上荒らしは当たり前、車に乗り込んで来る強盗、馬鹿なオートバイなどの増加は車も安全では無い。

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