37年間使って来たフィリピン永住ビザも、前大統領から独立性が無くなり、今の大統領で独立性が無くなった。来年はビザ返納。
元々このビザはマルコス前大統領の時に、不法滞在の中国人が増えて、金を稼いでいた所に目をつけて、ポケットマネーを稼いだ所から派生しているフィリピン退職庁と言う永住ビザ。ずっと大統領府お抱えのビザで誰も手を出せなかった特権を有していた。
故にフィリピンに出入り自由の特権を持っていた。 マルコス⇒アキノ⇒ラモス⇒馬鹿エストラーダ⇒そしてアロヨのの時代に大統領府から投資ビザと同じだと言う事で、通産省に権限が移されて、納入金が大幅に縮小して、今まで最低5万ドルが2万ドルに変更された。その時私は政府の独立法人の理事をしていた。そしてアキノ政権に代わり、今度は観光省の下に入った。そしてデュトルテに代わり、警察、入管と言う権力構造が好きな彼は、事もあろうに入管弁護士をフィリピン退職庁の長官に据えた。マルコスに代わり今の長官も入管からである。故に、ビザの独立性が無くなっている。本来私は今年ビザ返納の予定だったが、コロナ延長で、1年だけは更新して、来年は返納する。フィリピンでのビジネスも縮小したので、3年更新、望めば5年更新出来る観光ビザで十分だし、ビジネスビザも簡単に取れる。むしろ、日本でスタートするビジネスの方が大きい。それで、この11月より毎月日本に行く。その為に調べたらこの馬鹿な渡航申請が必要だと解り、フィリピン退職庁ビザの重要性は終わったと再確認出来た。
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