アメリカは金利を上げて国民の首を絞めている。黒田さんご苦労様でした。値上げは輸入に頼る大手だけ。

アメリカはまだインフレが収まらないと金利を上げている。しかし一方では、金利高での企業の資金繰り悪化で事務所離れが進み、事務所ビルの空室率は41%に上昇。クレジットカード大好きのアメリカ人の金利も上がり、クレジットカード破産が急増。車の返済不能での差押えも急増。一番痛いのは住宅ローンの返済不能者の急増。で銀行預金が空になる中、同じく金利高で逆ザヤで預金者激減でシリコンバレー銀行の破綻。もし日本がこの利上げに追随していれば、地方銀行の半数は破綻している。住宅ローンは破綻し、住宅メーカーの大半は破綻する。こうしたことから消費は大幅に減速していたと思う。

日銀の方針は、今の歪んだ金融政策を本気で是正する事は出来ない。今の日本を当面生かすにはこれしか無いと考えた事だと思うし、それが正しかったとは言え無いが、この大きな歪みが日本の人口減少と合間って、大きな地殻変動、即ち、経済の大地震を引き起こす事となるが、しかし、それが今で無いと言う点では仕方がない方法の選択である。黒田さん。ご苦労様でした。