我々の時代は如何に自国製品を海外に売るかが勝負であった。見本市船 さくら丸。父もブースを持っていた。
今は日本見たさに観光客も来る。万博にも多くの人が来てくれるであろう。世界中に日本製品の工場ネットワークが出来上がり、日本国内であくせく作る必要も無くなり、物の貿易収支は大赤字でも、海外で稼いだ金がその大赤字を埋めて、国際収支は大黒字である。私達はさくら丸の時代から知っている。戦後復旧などあり得ないと思う世界中の人に少しでも日本製を解って貰おうと世界中の港に立ち寄り日本製品を見てもらい、一つでも買って貰おうと努力しいた時代。その功もあり、こんなに落ち着いていられる時代が来るとは、当時では考えられない。しかし、今の若い連中が、油断をしたらこの21兆円の奈落の底に落ち込む。私の考えはだから高いエネルギー資源を地産地消に切り替える必要がある。食糧もそうである。
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