マカチィ市の26あるバランガイの7つが、マカチィ市からタギグ市に割譲される

この度、マカチィ市の26あるバランガイの7つが、マカチィ市からタギグ市に割譲される事が最高裁判所によって決定された。この戦いはマカチィ市が、BGCはマカチィ市であり、タギグ市では無いと言う訴えから端を発するが、マカチィ市はフィリピン最大の税収を稼ぎ出す市である。その市を副大統領も務めたビナイ氏及びファミリーで20年近い独裁とは言わないが、ビナイ氏3期、息子、そして現在は娘が市長をファミリーで継続している。選挙とは数であるが、マカチィの発展している地域は人口も少なく、政策で選挙に投票するが、マカチィには多くの低所得者層が多く住むバランガイが多く、そこを票田にするビナイ氏には選挙では圧倒的な勝利を得られる。今回割譲されたバランガイはその票田になるバランガイで、裏には、ビナイファミリーに反対する政治的背景が大きい。ビナイ氏息子はロータリアンでよく知っているし、今の娘市長の旦那はマカチィ地区の下院議員でよく知っているので、個人的には良いのだが、フィリピン政治の嵐は吹き荒れている。

0コメント

  • 1000 / 1000