塾をスタートしようと思っている。

前に英語学校を遣りたいと言う人が居て、ZEROENGLISHという学校を企画した事がある。今回、また違う方だが、同じように英語学校を遣りたいとのご相談。しかし学校を開くには多くの難関がある。許可問題、しかし許可の条件も厳しくなり、最近ではクリニックの併設などが義務付けられる。運営面ではますます時間や設備の浪費、コストの増大がある。

日本語を教えるのでも同じで、TESDAというフィリピン人材開発庁の認可が必要だが、では考え方を変えて、塾や家庭教師には何の資格も要らない。では塾にしてしまおう。塾と学校や専門学校の違いは、1つの資格に向かった教育や指導は学校と専門学校になり、日本語や英語でもTOFULや日本語検定というものを前面に押し出すと、専門学校と見なされる危険性はあるが、個人指導のコーチィングは、まったく専門学校とは見なされない。ただのビジネスにしかならない。ましてや企業内研修になれば、教育文化庁やTESDAとは一切関係がなくなる。日本語学校もこの既に雇用が決まっている事を前提に日本語を日本人の講師を日本から招き教える事は企業内研修に成る。そこで使えるのが非営利団体のフィリピン日本人ビジネス協同組合である。組合が企業から委託され企業研修を行えば、何の問題もない。これはうちの弁護士やその他の法律専門家の結論でもある。

今回のこの英語教室も「塾」で有る事を前提とし、コスト負担の原点でもある施設は持たない。最も私は施設を持っているので、随時必要に合わせてそこを使えばよいし、そうした運営は遣りたい人に任せれば良い。研修生の日本語教育も同じ手法が使える。

ここまでは方法論であるが、フィリピンの英語学校と言うビジネス面を考えると、現状フィリピンにある日本人向け英語学校のやり方は旧態善を志向している。フィイピンは安い。これが事実なら私は苦労しないのだが、頭が良くないフィリピンが故に日本より高い。汚い、危険の3拍子なくせにイメージは安く済むという感覚が、フィリピンに住む日本人、来る日本人にあり、このイメージだけが先行し、安くしようという概念がある。一か月滞在して食事宿泊付英語教育が15万円~と言うラインで皆が戦っている。その上こうした生徒を募集する日本側の業者が20%以上をピンハネする。馬鹿か? 故に学校は田舎に成り、来た生徒の生活は不便で、田舎が故に食材もない劣悪な食事。儲けられない経営者は車も持てずに、非常時にも対応できない有様。そして肝心な先生の給与も多く払えず、劣悪な教育となる。負のスパイラルに突入してる。

この情けない現状打破が先決問題。その上日本の小学校でもスタートしたAIロボット英語教育。劣悪フィリピン英語教師より、発音その他もAIロボットが良いに決まっている。ここでAIロボットに出来ない事は何か?AIはあらゆる経験値を多くのロットその他に同時分散できるが、人間は出来ない。夫々が体験経験を持たないと習得できないのが弱点でもありビジネスチャンスでもある。そこで考えたのが海外企業体験塾。一流講師陣を揃え、動きながら考え、遣りながら覚える。それを英語で行う。勿論金額は高いがその価値を持たせる。勿論私自身は遣らないので、これを遣りたい塾長がひつようだが、その塾長の知識、振舞い、経験が無いと、教えるには困るのだが。。。(笑)

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