マニラの豆腐。マニラの自炊。

昨日、ロビンソンスーパーで買った豆腐が腐っていたというFB投稿がありました。興味深く皆様のコメントを見させていただきました。20年前私もマニラで豆腐や大豆オイルを売っていた事もあり、豆腐は面白い栄養食品です。豆腐は、大豆の搾り汁(豆乳)を凝固剤(にがり、その他)によって固めた加工食品です。この大豆の原産地はフィリピンです。故にタホという軟らかい豆腐を街角で売っています。故にフィリピンにも多くの豆腐メーカーがあり、2社メーカーが日本の製法で「きぬ」「もめん」を作っています。ロビンソンスーパーで買われた豆腐はこの「きぬ」「もめん」の中間にあたりソフト豆腐に分類されるもので、製法が少し簡単なので、キチットしたメーカーでは無くても作れるので、私は買いません。1993年森永はすでにもっていたブリックパックの技術を生かして10ヶ月の常温保存を可能にした「きぬ」「もめん」豆腐を作りました。しかし当時街角に多くあるお豆腐屋さんの保護運動が始まり、日本国内での販売が禁止されました。故にそれから5年、豆腐の存在を知らないアメリカ等で苦労の販売が始まりましたが、いまではアメリカにもこの豆腐工場があります。私はこお森永豆腐が好きです。フィリピンで日本風にいくら作っている豆腐ですが、原材料の問題で、日本で食べる豆腐なような、食感や風味が無いように思えます。

私の自炊は原材料に拘りを持つことです。フィリピンで一般的に飼育される鶏肉、豚肉は食べません。鶏肉、豚肉は全て輸入品です。フィリピンでの飼育過程からとさつ場に至る現状を見ているので、何故不味いか、何故匂いがきついのかが解ります。故に食べない。

今野菜はタガイタイにイスラエルの技術で作られるビニールハウス栽培に興味を持っています。フィリピンにはカネコ種苗が35年前から進出しているので、日本F1種は全て手に入ります。15年前はうちの畑でも収穫していましたが、ネズミその他の天敵が多く、その後辞めてしまった経緯。しかし再挑戦したいと考えています。

このにぎり寿司ははっちんで買った物です。はっちんでもフィリピン人が作ったものと、知っている日本人が作ったものがあり、これは甘エビやその他輸入品で作られたもので、めったにお目にかからないのですが、故に買って食卓に。。。拘りの自炊。

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