シャングリラ・ホテルで行われた友人の誕生会に感謝・しかし今スタートするマニラ刺し身プロジェクトは必要。

シャングリラ・ホテルで行われた友人の誕生会に感謝、約50名がご招待された盛大な63歳のお誕生会。心からおめでとうございます。カクテルはメインロビー2階の小オーケストラが演奏をする場所からスタートし、その前にある「稲菊」にてお食事を楽しんだ。私は昔香港に事務所が有った時には、アイランド・シャングリラの「稲菊」は接待で使っていたし、マカチィ・シャングリラが出来て頃は、ここ「稲菊」はよく使ったが、自分でレストランをやったり、マンダリン・オリエンタル・ホテルの日本食厨房をやったりで暫くご無沙汰で有った。雰囲気もよく素晴らしいのだが, 出てきた最初の刺し身で(写真)でガッカリ。やっぱりね。私が30年前に鮨割烹を最初にやった時に出した刺し身。ふぐの薄造りでは無くラプラプの薄造りや10種類以上の刺し身や貝類を出していたが、今のマニラは赤みのマグロ、イカ、ノールウェイ産のサーモンしか食べられない。それだけマニラの魚屋や魚介類扱い業者の能力低下、漁民の能力低下がこうした現実を作り上げ、価格だけは5倍以上に膨れ上がった嘆かわしい状態。刺し身の後もあの醜い創作寿司。これは食べたくない。この醜い状態は供給側だけでも無く、シャングリラの板前も、写真の様に刺し身の切り方も出来ない有様。が故にまともな寿司も作れないが、そのフィリピン人板前が、俺は板前だと雲の上にいる。我々は今この状況打破に、「マニラ刺し身プロジェクト」を立ち上げるようと企画を始めている。私が素晴らしい「カンパチの刺し身が食べられるまで。。。

0コメント

  • 1000 / 1000