2100年の日本の未来を考える。これが私の来年から挑戦の原点。

私が考える未来は、日本国民の流動資産(預金)を今の1000兆円から2030年までに2000兆円まで引き上げる事。そしてその後に順次引き上げて行く。即ち家族の保有する平均預金が2000万円を達成する事である。更に言うなら、余裕ある預金を持つことで、人生に余裕が出来る。即ちそれが幸福を感じられる原点でもあると確信している。

ではなぜ日本人は預金が溜まらないのか? 大きな要因として固定資産(土地建物)を持ちたがり、その資産の為、またはその資産を維持するために生涯年収の大方3分の一が費やさられる。いや住宅金利や修繕費等も入れたら半分近くが費やされるが、しかし今日本では、その固定資産の価値が人口減少と価値観の変化で、買った値段を維持できない。むしろ住宅ローンの支払金利と物件の値下がりが、仮に50%だとすると、生涯年収の25%を固定資産(土地建物)という名の借家であった。という事は、固定資産を買ったという安心感は、数字上では大きく崩れ、買っても、借りても同じであった、いやむしろ借りてた方が安かったという現実がある。

実際の数字に当てはめると、日本人の平均的生涯収入は約2億円で有る。例えば4000万円で固定資産(土地建物)を買ったとしよう、住宅ローンを払い終わった時には、固定資産(土地建物)に費やしたお金は7000万円と成る。その上に固定資産税や修理営繕に使ったお金の45年分を考えると、まあ8000万円近いお金と成る。しかし老後に預金不安が起きて、その家を売らなくてはならないと成った場合、買った値段が4000万円、その4000千万円で売れれば、よいが、しかし、それでも住宅ローン金利その他で4000万円損をしているので、4000万円を生涯収入年数の45年で割ると、入って来た収入から年89万円で月額7万5千円のお金を使った事に成る。しかしもし、半額の2000万円でしか売れなかった場合、6000千万円となり、同じく生涯収入年数の45年で割ると、入って来た収入から年134万円で月11万円以上のお金を使った事に成る。

しかし、時代は変わり生涯雇用は既に無い。自分のキャリアを磨き、5年をその企業の為に使うが、5年後には他の企業の為に自分の能力を売るという時代に突入してきている。その上AIやロボットの台頭で、今までとは違った技能が企業から要求される事に成る。平均的生涯収入が約2億円という事は45年の働ける期間で割り、平均で年4百50万円、月にして37万円の収入、週50時間で4週間の200時間で、この平均月額収入37万円を月200時間で割ると時給1850円と言う数字が出てくる。では実際に時給1850円を貰っている、生涯フリーターはいるのか? 生涯雇用は既に無いという事は、即ち国民総フリーターと考えた場合、時給1850円以下の収入の人は生涯収入は約2億円では無く、1億5千万円程度と成る。この場合、4000万円で固定資産(土地建物)を買う事は不可能である。逆に言えば国民でこのレベルの人が増えた場合、4000万円の固定資産(土地建物)は無意味と成り、既に購入している人は、半分の金額でも売れないという状況に成り、生涯収入が約2億円で家を買った人も、買った資産が売れないのなら、生涯収入が約2億円の人も、1億5千万円の人も結果的には同じ条件で老後を迎える事に成る。

この結論から、「持ち家を持つ」という事が生涯の夢なのであろうか?今までは夢であったが、今後はこれを目標に生きることは、この計算では無意味と成る。その上、生涯雇用は既に無い。自分のキャリアを磨き、5年をその企業の為に使うが、5年後には他の企業の為に自分の能力を売るという時代に突入してきている。この事から、自分の働く会社は全国から選ばなくてはならない。その場合、土地の上に建つ家、即ち移動が出来ない家に家族を残し、2重生活をすれば、更に大きな費用が必要となる。賃貸住宅で家族ごと引っ越しするも良いが、引っ越しには大きな費用が掛かる。

これを考えての、仕組み作りが私の日本の未来社会に対する挑戦でもある。

Atsukuni Munetomo 棟朝淳州

フィリピンに来て32年。多くの教訓を得ました。この度そうした教訓を皆様の海外生活で少しでも何かのお役に立てばと思いこうしたサイトをオープンしました。

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