昨日は通販のLAZADAの話。今日はAMAZONの話

フィリピンご存知の様に、役所の腐敗は恐ろしい物がある。企業の独占でも同じようなことが起こる。35年前マニラに着て、当時は携帯も何も無い時代だったので、電話が必要であったが、申し込みに行ったらば、繋げるのに10年は掛かると脅された。友人に聞いたら「そうだよ、金持って行った」と言われたが、最初は何の事か分からなかった。しかし、言われた通り1000ペソ、当時の千ペソは大きかった。まだ千ペソ札もなく、百ペソが通常では1番上のお札であったし、100ペソでタクシーに半日乗れた、この頃の1000ペソだった、目立たぬ様に渡したら、1週間で電話が付いた。今まで多くの違反切符や事故もあったが、免許を取られたことは一度もない。おわかりのように、全てその場で解決した。税務署もそう、突然1000万円の追徴課税を食らってビックリしたが、お金の威力は大きい。
私のように長く居ると、こうしたお金の感覚に麻痺しているのが怖い。違法であってもどこか許容する事に慣れている。
しかし、アメリカ企業はこうした事に屈せずに筋を通す事が多い。中国企業は最初から賄賂の話からスタートする。韓国企業も同じ穴の狢。
昨日言ったように、ただ安く作るだけで利用者の便利性を考えない中国製品を扱うLAZADAやSHOPEEはその製品から信頼が出来ない。まあしかし、買いたいものはあるので、今はAMAZONを使っているが、昨日も言ったように、配達料金が高くなる、フィリピンでの通関と配達はDHLが行っているので信頼は出来るが、しかしアメリカ企業の特徴として、袖の下は使わない。故に何が起きるかだが、税関で嫌がらせを受ける羽目になっている。商品は9月27日に通関にかかっているが、税間で時間が掛かると予想していたのだろう、配達日は10月7日になっていたが、10月8日の時点でまだ通関中である。フィリピンだけでは無く他の国も一緒だが、人に不便を掛ければ、自分の懐にお金が入ると言う精神は完璧に息づいている。DNAがそうなっているのだ。お客様の便利さ、早さで、お客様の満足を得るというDNAは無いのだ。日本に生まれて良かった。

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