久々にうちの施設の日本食、250円(140ペソ)日替り定食を食べた。

うちの施設では1996年から日本人専用施設でも有ったので朝食、昼食、夕食と日本食を出していたが、今は日本で働く実習生のトレーニングセンターなので1食60ペソのフィリピン料理を出している、今はウイルスで減っているが、この2月までは、1日1000食は出していた。日本食は来ている監督日本人や先生の為に残している。1996年代は60ペソで出していた日本食だが、今は140ペソ(250円)でやっているが、これは無理してこの値段でやっているが、フィリピンの諸物価は当時と比べると、実質5倍になっている。当時のマカティでの賃貸料は平米精々250ペソ、それが今は1200ペソに成っているが、これも今回の中共ウイルスで、600ペソまで下がるであろう。しかし、600ペソでも、元々一部のお金持ちと外国人で、一見華やかに見せていたが、1996年代の消費出来る人の数は変わらない。それは何度も言うが、フィリピンの新車販売台数が時代を経ても変わっていないと言う現実がある。
そこにモール等が増え、店舗やレストラン等が10倍以上増えたのだから、自然淘汰の時が来たと言える。フィリピンの75%の経済を持つマニラだが、限界を超えた経済活動に終止符を打つ時が来たと言えよう。私は3年前に、家賃が少し下がったら、小料理屋を又出そうと言っていたが、幾ら小さい投資と言え、今の世の中、そんなに甘くは無いと、今日この現在は思わざるを得ない。本当に11年前に大型レストランを売却したのは、大正解であった。うちの施設で140ペソの定食を出せるのも、うちの飲食部門には家賃が無いからで、家賃を取らなくても良い理由は、1995年から建て始めた施設が、苦労は有ったが、今まで残り、償却済みの資産だからだ。償却した金は私の25年間の生活と従業員の生活を支えて来た源であるが、今、こんな施設を建てたらば、建設費用は倍高く、とてもやって行けなかった。だから今無謀に建てている建物の運命が私には分かる。ヨーロッパを見ろ、建てて200年以上の建物が、今でも生きている。今建てて25年の償却をしなくてはなら無い、新しい建物に明日があるのか。特にフィリピンに於いてはそう思えるしか無い。
だから誰かが私の施設と同じものを建てて今から始めたら、何でもうちの倍の価格になるし、儲けは全て銀行に吸い取られる。
今の世の中、高くちゃ人は来ない。(笑)昔から見れば、何だが、うちのこの生姜焼き、問題無く食べられる。(爆笑)

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