隔離8ヶ月、マニラ男の手料理。これから脱出する日が近づいた。

元々マニラ男の手料理は5年前から好きで始めた訳では無い。前にも言った、マニラの外食が高くなり、ちょっと飲んで良いもの食べたら5000円を使ってしまう。その上、朝、昼があるので昼でも最低500円は掛かる、下手をすると食事代だけで月20万円近くが掛かる。少なくともそれまでは、月15万円平均で使っていたし、それを回避する為に飲食業を行って来たと言って過言では無い。最近はそれが高いだけでなく、不味くなって来たので、仕方ない、飲んべの私としては、酒代を含め、自炊して月6万円以内の食事代にしようと始めた事だった。又々飲食業を行なって自分の食事代を浮かそうと思っても、今のバカ高い家賃や食材と頭の硬い従業員を使ったら、食事代を浮かす所でなく、赤字の泥沼に転落する。そこで考えたのが、通販での弁当販売だが、前にも言った様に、このビジネスの成功の鍵は、千個単位にも対応出来る500平方メートル以上のキッチンを持ち、味が最高で、120ペソからの弁当にも対応出来ることが、まず第一条件である。そこも漸く見つけて仮合意も出来た。今回はその第一回目の試食会を行った。日本人が作る弁当は、主食を定めて、周りの惣菜は適当に、定番であるひじきだとか、卵である、一般的な日本の弁当だが、この調理場のフランス人の総括シェフの考えは、豪華で美味しい惣菜が有れば、メインは何でも美味しくなる。と言う逆発想。多くの日本料理用、西洋料理用、中華料理用のサイド惣菜から作り始めている。 いやこの発想は面白い。来年2月スタートに目標を定めて、昨日も、配達をしてくれる会社との最初の打ち合わせもスタートした、ここで無くても良いのだが、配達は、我々にとって店構えでもある。ヨレヨレの服を着た配達員では仕方ないし、お客様の受け取り情報把握やGPS等のトラッキングが必要なので、こうした事を真剣に考えてくれる所で無いと折角の料理も台無しである。 まあしかし、マニラ男の手料理をしなくて良い時が近づいた。120ペソ弁当を1日3回でも360ペソx 30日でも月間2万円の食費で済む、、大幅な家計収支の改善と、美味しいものを食べられる。自分で作る手間も要らない。楽しみである。

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