フィリピン大手飲食チェーンもダメだな。日本大手飲食チェーンでも泣が入っている。失業問題、更に深刻。

見てくださいよ。この価格。59ペソ 120円。マクドナルドの最低価格は200円。しかしジョリビーやその他はこうした更に安い価格競争に突入している。今グラブイーツやそれと同じ中国系のパンダで宅配を頼むと、飲食費用から25%が手数料で引かれる。うちは今BGC とマカチィのみを対象に宅配するBGCショップを開設するので、その宅配に掛かる費用計算は出来ている。うちは限られたサプライヤーからの商品を宅配するが、グラブイーツやその他は様々なレストランで様々な場所からピックアップするが、料理が出来る時間を待たなけれならない。うちは1日前の予約販売のみなので、ピックアップの
時間は掛からない。効率的ではあるが、しかし、配送費用はかなり掛かる。
フィリピンの問題は大衆に金がない事だ。普段でも、家族でマクドナルドやジョリビーで一人200円で食事するのが、贅沢な食事であり、家族の楽しみでもある。それが95%の国民である。決して彼らは一人1000円の食事は出来ない。ましてやこのパンデミックで仕事は半減し、即ち収入が半減しているのだから、一人200円の高級料理は食べられない。故にこうした120円レベルに成って来ている。しかし、やってる飲食チェーンを考えると、大きいからやれると思うのは間違えで、私の経験値でも、例え食費原価が無くても、製造過程の人件費、流通過程の人件費や車両代その他、販売店の家賃光熱費人件費を考えると、120円では確実に赤字になる。いや高いもの500円、1000円も売れての120円は良いが、こうした飲食チェーンには金持ちは行かない。ましてや今は旅行も控えているので、金持ちがこうしたチェーンには何人もの社員を連れて、社員の分も支払うと言う光景も今はない。私ですらマクドナルドはドライブスルーしか使わない。フィリピン最大のジョリビーはピザやフィリピン風焼き鳥イナサルその他を多く買収して他店化して来た。ただ売り上げの多さだけを誇って事業展開して来た。パンケーキハウスもイエローキャブピザや日本料理店、その他を買収して大きく展開していて、少しお金持ち層もマーケットにしているが
それでもお金持ち層からは、大きく成ってサービスも味も落ちたというレッテルを貼られて、大丈夫かなと思っていた矢先のパンデミック。フィリピンフランチャイズ協会会長であるシェーキーズも同様な状態が起きていた矢先のパンデミック。
日本でも助成金が出ない大手飲食チェーンが泣き言を言い出した。サイゼリアやその他多くのチェーンが合同で政府に助成金を懇願している。
世界中が大量失業時代に。日本政府は業者を救うのでは無く、失業者個人に臨時自衛隊員募集で救いの手を。。

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