歳とってフィリピンにいるのは危険。その上田舎暮らし!狂気の沙汰の日本人。

ウイルス蔓延で今までの日常では考えられない事態が発生する中、様々な方々からの投稿を見たり、相談を受けるが、歳を取ってボケて、自分のやっている事が見えなくなって来るのか、若い奴の場はノー天気のプー太郎なのか、なんでそうなるの。あんた最初から無理でしょう。と言う日本人の方々が余りにも多い事が見えて来た。フィリピンで年金暮らし。。年金が基本。即ちサラリーマン根性で、やってもやらなくても給与が入る、だから自分は安全だ。しかし、マニラでは年金だけでは苦しいから田舎暮らし、しかし言葉も解らない、ちょっと元気な時に、お手付き女を作って、こいつに任せようと思う。そこからが狂気の沙汰としか言えない、その女の田舎暮らし。日本だって考えない事を、ここでは一時の感情でやってしまう。フィリピンの田舎は日本の田舎とは全く違う。マニラですら20分郊外に出れば、タクシーと言うものは存在しない。地方ローカル空港に降り立っても、タクシーは待っていない。フィリピンでは、マニラ、セブ、ダバオだけで有る。日本大使館、領事館だって、その3箇所だけに有る。ダバオの領事館は私の知人のビルに賃貸して入っている小さな出張所。何しろフィリピン経済の75%はマニラに集中する一局経済である。しかしそのマニラですら、車で20分郊外に出れば、タクシーは無い。故にマニラ郊外にタクシーで行けば、帰りの客がいないので帰りの料金まで請求される。高速通行料金が高いので、それらの往復料金を合わせると、直ぐに5〜6千円になってしまう。マニラと言えど、都市部に住まないと車無しの生活は苦しい。タクシーで便利に過ごせるのは、都心の一部しか無い。それもタクシーやグラブはここ2年で2倍以上値段が上がっている。何度も言うが、それに医療費は高く、しかし田舎では医療も受けられない。糖尿病の多いい日本人、直ぐに身体のアチコチが問題を起こす。何度も言うが、救急車はタダでは無い。一回使えば2万円以上で取りパクれ無いように現金払い。病院もそうで、体が辛くて行くが、検査するのにキャッシャーに行ってお金を払い、領収書を持って行かなければ検査も出来ない。クレジットカードでも有れば別だが、ホテルと一緒で最初に支払い予約打ち込みをする。まずここで、普段から信頼できる人が必要だ。しかしフィリピンではお金を預けて信頼出来る奴はいない。そして4日入院して盲腸などのマイナー手術で50万円は掛かる。事故その他でICUに1週間いたら100万円。しかし、車両の搭乗者保険は20万円、それも保険に入っていればだが、フィリピンの自動車の任意保険加入者は5%しかいない。
そんな事も知らない。いや全く考えてもいない日本人が多すぎる。それがまたまた他の日本人に、フィリピン良いとこだと勧める。日本にいる時は余り考えなかったが、部署にもよるが、フィリピンで退職後に暮らそうと思う日本人サラリーマンの後先を考えないノー天気さには感心する。まあご面倒だが、最後は日本大使館にお任せだが、マニラ、セブ、ダバオ市内なら、嫌々来てくれるだろうが、田舎じゃね〜 そこら辺考えているのかな〜
今、うちの施設に終末を迎えているご老人がいる。その方はうちに20年間居られるが、終末期の医療を受けないと言う誓約書を頂いているので自然死を待っているのだが、うちにはケアギバーもいるし、看護婦もいる。しかし、人間ボケて来るとお金の管理が難しい。以前はうちの総支配人がお金の出し入れの管理をしていたが、日本の介護施設の職員も役得としてあるが、24時間付き添っているケアギバーに全権を委ねたので、問題もある。まだうちの施設に住む他の日本人の方に任せているが、うちは掛かった経費を請求するだけ、一切手を引いて、車椅子で出て来られた時にご挨拶するだけ、そうで無いと、あの人誤魔化していると、後ろ指を刺される。まあそれも嫌で、介護事業を辞めたきっかけの一つだが、一番の問題は医療費の高さから破産した老人の処理問題。15年前にはお二人の破産者が出来て、お亡くなりになるまで、うちの会社が面倒を見ていた事もある。余っている人、困っている人の相互扶助でもしない限りは無い。しかしそこには、個人の財産権もある。私が35年後のフィリピンに期待した1986年。その期待を裏切ったフィリピンの現状では、私が言えることは、フィリピンに関わってはいけない。歳とってからは特に。。。

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