IPhone 12は5Gが使える。フィリピン3G LETに使えるのか、検証。今は使える様だ(笑)

フィリピンは未だに3Gである。2000MHz帯の電波帯を使用している。4Gは、一気に3.6GHz帯になる。勿論、3GでもLET技術を駆使して、当初の3Gよりも早い上り下りを実現しているが、しかし未だに、写真の様にフィリピンでは3Gが電話に表示されるが、日本では4Gが表示される。フィリピンの一般インターネットは、アンドロイドTVで4K放送を見ていると、途切れ途切れになるお粗末極まるインターネット状態である。
IPhone 12は、5GのSub6 3.6GHz~6GHz帯 と ミリ波 30GHz~帯の両方を検知して5Gを実現しているが、ミリ波はSubと比べれば20倍の速度を持つが、雨であったり、壁によって影響され易く、遠方に飛ばす事にも難点がある、それに比べてSubは遠方に飛ばすにしても、壁を回り込む事にも優れている。その両方のメリット、デメリットを活かして、4Gより早い高速通信を実現しているのが5Gである。 現在はその次の6Gの研究も進んでいるが、5G以上の大容量かつ超低遅延通信、高接続密度が求められる。直近ではNTTが世界で初めて、無線による毎秒100ギガビットデータ伝送実験を成功させた。(100ギガビット=現在のLTEやWi-Fiの約400倍、5Gの約40倍に相当する伝送容量)この実験は、OAM(Orbital Angular Momentum:起動角運動量。量子力学において電波の性質を表す物理量の一つ)多重伝送技術を用いている。しかし、スマートダストと呼ばれるような大量のワイヤレスIoTや、将来、宇宙空間での衛星通信に6Gを活用する場合などに、関係者間での標準化が必要だが、別の観点としては、6Gにおける電磁波の人体への影響が懸念されている。しかし、6Gにはより高い周波数帯域が使われることになり、その影響が未だ充分に検証されていないことは懸念材料だが、逆に今は地上に中継局を多く作る必要があるが、6G対応では衛星から直接に受けられる可能性もあり、期待が高まる。6Gになれば、例えば、現在米マイクロソフトが開発中のテレポーテーションをしたかのような体験ができる”Holoportaion”(遠隔地にいる人を、3D映像として別の場所へ移動させる技術)がより現実味を帯びてくる。まあしかし、フィリピンには関係ない話である。

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