「人口プアー」が中国共産党を崩壊させる。「人口プアー」のリスクは全世界に広がる。

「人口プアー」の国に居るから解るこのリスク。フィリピン大手の企業だって、私の会社でも、一般下級社員は最低賃金保証の原則に基づいている。月額2万円以下の給与に社会保障を少し会社負担で出すだけ。その月額2万円でも、出勤が前提の日給月給で、出勤しなければ、その分が引かれる。今回のパンデミックで起きていることは、出社に及ばず命令で、ECQ3週間分の給与が無くなっている。そして、この最低賃金には、所得税が無い。即ち、最低賃金で働く者から国は一銭もお金が入らない。これは政府に取って「人口リッチ」では無く、「人口プアー」である。ここの政治家はいや政治屋は、当然ばら撒き選挙で当選して、国などから降りてくるプロジェクトの金額から、選挙費用をネコババするのが常だが、フィリピンもこの35年で、人口が4000万人以上増加して、馬鹿な経済評論家、いや経済評論屋がそれを「人口リッチ」と捲し立て、投資だ、出店だと行ったが、結局政治屋は、選挙に使う金が増えて、見返りが無い状態で引退や地域替えが多かった以前の選挙。次期は大幅に引退が増えるだろう。言わば「人口プアー」の現実に晒されているのが現状だ。政治家になるメリットが無くなった。では清く正しい選挙では勝てない。
この現象を中国共産党で考えると、13億いる国民の、2億人はフィリピンの昔の政治屋のようにリッチになった。国から降りてくる金を半分ポケットに入れるのだから、リッチに成る。だから習近平の様に、元紅衛兵の粛清残虐部隊を使い、汚職撲滅を唱えて、自分の言う事を聞かない奴を排除して、トップになれる。しかし、一度染み付いたアカは落とせない。それはフィリピン政治屋も同じ、アジアは同じ。だから自分の言う事を聞かない奴は粛清するのは当たり前。
中国共産党も10億の無納税者を養う必要がある。一時は工業製品が売れた時は都市に来いと焚きつけて、都市部には不要な住宅を建てたが、それも、今や廃墟。以前に作った発電所や道路、鉄道その他のメンテナンスや作り替え時期が来ている地方都市の財政は火の車。中には、車の違反切符代金が財政の30%に達している市もある。所詮 車を持てる高い所から低い所に水は流れる。しかし、これでは今まで育てた資本家も逃げ出す事になる。
欧米も日本も、ある時点で同時に金を引く時が来そうだ。
中国の無理強いがもたらす、世界大恐慌。

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