昨日の話しの様に私は観察魔である。ビジネスマンは観察によって社会の変化を読み取る社会学者である。それがビジネスの原点。

ニュースは起きた事を伝える手段であるが、報道者や読者は、起きた目先の深掘りはするが、その事から何かを予知しようとは思わない。
前述した様に、私は予知と行動で生き延びて来た。生物の進化論では大量死滅、大量繁殖が繰り返される。頭脳を持った人間が生き延びていく為には予知能力が必要で、だから宇宙開発も行い、いつか来る地球の寿命に備えている。まあこれは大げさだが、事実でもある。
観察魔で有る私は車を運転していても、車の種類やトラックの形状から荷物の変化や移動状況などを観察するのが好きだ。だからフィリピン35年の中で、第一世代、第二世代、第三世代のフィリピン人と分類し、第四世代フィリピン人がどうなるのか、予知して、一人で楽しんでいるし、故に日本に片足と言う発想が生まれて来る。夜に成るとビルの明かりを見ていると、フィリピン不動産はこれからも発展すると言ってる奴らを鼻で笑いたくなる、自分は15年前から不動産買う事を辞めて、処分体制と収益物件に集中した。勿論、国家の収益体質から固定資産税、譲渡税は高騰している。フィリピンには内需が無い、人口プアーなフィリピンは日本の70年のバブルの歴史を、たった35年で全ての寿命が尽きて、不動産は収益物件を除き、無価値となった。フィリピン住居用物件は既にゴミだが、収益物件で有るビルを今は観察している。フィリピンの最大の収益は、他力本願の海外からのBPOコールセンターが主力でしか無い、ここBGCでも120あるビルの65%が、コールセンターを当てにして建てられた物件。しかし、夜に成ると、写真の様に1月の段階でも使用する部屋の稼働率は30%。しかし、半年後の今はそこから更に30%が無くなっている。まあホテルの満室率を悟られな様に、虚しく各階に照明を付けているが、所詮、こうしたBPOコールセンターはAIの発展で無くなる運命だが、このパンデミックにより、北米、ヨーロッパがAIへのシフトを早めたと言える。と私は思っている。お分かりだと思うが、利回りが3%を切っている(元を取るのに30年笑笑) 居住用マンションには価値が無いのは明白だが、その上収益物件がこれでは、10年後と思っていたBGCの廃墟化は3年後かも知れない。その廃墟化が私にはフィリピン最後のチャンスだと思っている。これは人の不幸を喜ぶのでは無い。全体像を考えずに盲目の邁進をした生物の自滅で有るので自業自得だ。中国共産党は正しくその自業自得の手本で有る。

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