政治学。教育を受けてない人間は、目の前で起きている事以外は考えられない。理想が何だか判らない。その集団は怖い。フィリピンでも。

私が悪党で、現在のフィリピンの貧困や社会の不平等のある中で、彼らを扇動して、銃を渡せば、直ぐにでもギャング団が簡単に出来ると思っている。フィリピンは銃は簡単に買える国、マシンガンでも何でも売っている。教育とは選択肢を人間の頭に与える唯一の手段で有り、その選択肢が多ければ、その人間はより良い社会、生活を選べて、それに努力する事は出来るが、それが無い無教育者には、目の前で起きている事しか知らない。その上、目の前の不正、矛盾を毎日のように体験している現実。私は最近、自分が創設者でも有る マカチィリトル東京には余り行かない。以前の悪ガキで有るストリートチルドレンが、成長してストリートギャング団になっている。今は置き引き、引ったくり程度だが、もっと悪質になっていく事は間違いない。
35年前、フィリピンには有名なギャング団が多く有り、彼らのターゲットは銀行で、銀行前で頻繁に銃撃戦を繰り返していた。その流れ弾が通りかかっていた日本人の車を貫通して日本人が負傷した事件も起きていた。しかし、当時はフィリピンには他のアジアでは無かった製鉄会社が3つも有り、自国開発の自動車アンフラも有ったが、毛沢東の馬鹿政策で、中国の安い製鉄はフィリピンの製鐵会社を直撃して、2005年には最後に残ったハシント製鉄も消え去った。同じく中国は最初は安い製品価格で、フィリピン産業を壊滅させた。フィリピンにはそれに対抗する、教育レベルは既に無く、中国の言うなりになって行った。今では何か自分の発想で物事を進められる能力は無く。その無能さは年を追う毎に増大している。私の35年前の第一ジェネレーションから、教育レベルが落ちた第二ジェネレーション、その落ちたジェネレーションが育てた第三ジェネレーションが、くだら無い学歴で、中間管理職になっている現在では、銀行、その他の大企業の運営は破局状態である。このパンデミックで中間管理職ですら、職を失い、社会には混乱が進んでいる。

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