フィリピン法的給与水準おさらい。20年前と同じ、私は20年後はこの3倍に成るとシュミレーションしていたが。。。

これは最低賃金だが、人材派遣会社の場合、最初から退職金を積み立て支払いしているので、給与増額要求や不審な行為をすれば解雇される。慣れて来たなぁと思った頃には解約される。給与はほぼ20年間この水準である。しかし、これを払っているのは、外国企業や大手企業であり、この金額には安い健康保険やその他の社会保証費は会社負担となるし、年間で払われる1ヶ月分のボーナスも込み込みであるが、この金額では所得税は免除されている。しかし、そんな事がお構い無しの小規模企業では、社会保証も払わない、給与もきちっと払われないのが普通で有り、地方に行けば、給与はこの半額になる。
しかし、物価は鰻登りで、マカチィから私のカブヤオまでの通行料は以前は28円、現在では450円で有る。食料品もレストランをやっていたので分かるが、消費の大きな豚肉が当時は1kg80円前後だったが、今は400円で有る。全てがそれだけ上がっている。何%上がっらのでは無い。何倍にもなっている。教育レベルを落とすと計算出来ないだね。暴動が起きるか心配しているのに。これじゃ政府に文句言ってもおかしくない。政治学の法則通り、ご領主さまの独裁国家で有るから、国民の教育レベルをアジア一位からアジア最低に落とす必要があったのはそこか。しかし、製造業は無い、天然資源も無い国では、結局このブーメランは自分を襲うことになる。銃による不安定社会はご領主さまも住めなくなる。

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