35年間フィリピン生活。これは初めての醜い経験。アヤラお前もか。

中国では手抜き工事は当たり前、ビルの倒壊も当たり前。前払いでローンを組んだ人が、マンション完成せずに、泣き寝入りして個人破産するのも当たり前。フィリピンでもこれからそうした人も増えるだろう。しかし中国の図面、中国の材料を使うフィリピンデベロッパーの建てた建物。これじゃ昔のラーメン構造(コンクリートの支柱の間をブロックで埋めて、表面にコンクリートを塗る工法)が良い。今までフィリピンのマンションは買うなと様々言って来たが、ここまで悪くなると、住まない方が良い。折角8年前にBGCに移って来たが、BGCは築10年以上の建物が無い。来年くらいに、マカチィの築20年のマンションに引っ越すか、とも思う。しかし庶民の地域には住みたく無い、不衛生、不道徳の民が溢れている。幾ら自分の家が綺麗でも、外に出れば臭いから違う。その点BGCはマカチィより優れている。しかし、きっと来る直下型地震は怖い。
さて何が起きたか、トイレシャワーと部屋を仕切る壁にバスタオルを掛けるラックを付けた。コンクリートに付けるには35年間変わらず、ドリルで穴を空けて、そこにプラスチックの円柱を差し込み、そこにスクリュービスをねじ込むと、プラスチックの膨張でしっかりと固定される。重量が重いなら別だが、これが外れる事は無い。幾ら一番安いふにゃふにゃのブロックでも外れた事は無い。しかし、今回シャワー室で音がしたので行って見ると、スカスカでプラスチックの円柱ごと落ちていた。ブルータスお前もか。そんな素材を使っているのか。写真の中国製。これは私の35年間の経験では初めての事だ。ここまで手抜き工事とは。
フィリピンにいる限り、中国の最近の手抜き製品では様々な点で不愉快になるが、写真にあるシャワーカーテン、既に何十回と買い替えている。何故か。静電気防止素材では無く、ナイロン、レーヨンの混合で静電気を起こさないが、そうで無いと一度静電気を帯びると強くなって、互いにくっ付きあてカーテンが開かなくなる。その上、ゴミやカビがこびり付く、幾ら店員に言っても解らない。仕方ない3ヶ月に一度買い替える。これはダイソウで売っていた物だが、他より酷い。それとバスタオル、速乾性と言うものは無い。湿ったらグチャとして、重くなる。幾らホテル仕様と言って高く売ってる物も皆同じ。今度日本から買って来るつもりだ。35年間のうち、25年間はフィリピンなので仕方ないで、済んだが、中国が蔓延った今は、フィリピンの昔が懐かしい。
これはマンションに対する不平不満を纏めたページ。https://www.munetomo.club/pages/5341203/static

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