脱炭酸で今の都市構造では難しい。脱炭素で悪どい石油カルテルが石油価格を上昇。世界の貧富格差を拡大している。

「1人の人間が1 年間に呼吸ではき出す二酸化炭素の量」=360(㎏/年・人)としていました=1日1人約1kg相当と言われ、密集するとストレスその他で排出量が増加します。都市と言う巨大な密集地では巨大な二酸化炭素の量になります。均して考えると、人間1人が呼吸により排出する二酸化炭素は年間約320kg、これを吸収するにはスギ約23本が必要といわれています。また、自家用車1台当たりから排出される二酸化炭素は年間約2300kg、この吸収に必要なスギは約160本と試算されています。
これをベースに脱炭素とは何か、逆に炭素が無ければ、木は育たない。木が育たなければ、酸素は供給されない事になるので、人間を含めた動物は生きて行けません。だからこのバランスを上手く取りながら、脱炭素と言う考えを真剣に考えるべきですが、全く炭素は悪いと言う捉え方で、車だ、列車だ、飛行機だ。と言う考えになっています。鉄腕アトムの時代から都市には高い高層ビルが有り、アメリカニューヨークが一つの例となり、世界中にそう言う概念が出来上がり、それを皆んなは信奉してきました。馬鹿な中国、中東の都市、フィリピンを含むアジア都市、そして日本でもそうです。私も随分研究しましたが、こうしたビルの電力やそれを支える水の供給、エレベーターその他を代替エネルギーでは供給出来ません。その為の発電所が要ります。その上二酸化炭素を排出する人間が密集します。即ち、都市のあり方の概念を変えることで、大きな排出量削減になります。各家庭単位では、水素発電や代替エネルギーで発電出来ますが、都市では出来ません。工場や自動車の炭素排出量を0にする事も重要な要素で、2050年には先進国ではそうなるでしょう。そう成ると困る石油会社ですが、石油貯蔵量世界一のアメリカをはじめ、その前に価格を引き上げて利益確保しようとする動きが始まっています。これにより世界の貧困国は更に貧困に成り、富める者がほくそ笑んでいます。こうした一面もある事も考慮しなければなりません。脱炭素の夢色の考え方は、今日現在では石油高騰と言う事によって、貧富格差の増大が世界中で起きているのです。日本のスーパーコンピュータ富岳で、何処まで減らせば、バランスが取れるか、計算して貰いたいですね。

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