マニラ男の手料理。マニラで買える食材で一食平均240円で食事を楽しむ。私の嫌いなアジアンフュージョン風に。

とは言え、味付けは日本風に。豚の甘露煮。ガーリックライスに卵かけ。フィリピン人金持ちボンボンシェフが8年前から台頭して来たアジアフュージョン。刺身をサラダと混ぜるだとか、寿司のごちゃ混ぜ巻きだとか、私の口には入れたく無いものだが、リトル東京前のパッソンタモ通りをエドサを超えて広がるパッソンタモエクステンションに大きなフュージョン村を作って、フィリピン金持ちカップルの脚光を浴びたが私に言わせれば、高いが恰好をつけて高い料金を取るが、その実、原材料が悪い。今のフィリピンマンション建設と一緒。カッコつけて内容が無い。元々パッソンタモエクステンションのこのエリアは、バレースクールが有り、フィリピンで最も規律が厳しい華僑学校も有る。最初にここにレストランを出したのは、今は多店化しているがテリーでテリーおじさんとテリーおばさんが一階のデリカテッセンでワインを買い。そのワインで食事を作ってくれて、窓の外にはバレーレッスンが覗けた。秘密の隠れ家であった。
昔はよく行ったが、フュージョンになって行きたくも無い。

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