今、第四次産業革命の時である。日本は大きく出遅れている。時間当たりの生産性は先進国から3割低いのも低賃金の原因。

日本の町工場の熟練技術は素晴らしい。しかし、それに頼って来た日本は今起こっている第四次産業革命に大きく出遅れている。
町工場、社会全体の意識革命が必要である。例えば、今までは、何かのパーツを作るとしよう。熟練者がそれなりの素材を選んで、工夫しながら素晴らしいものを作る。それが当たり前と言う時代。しかし、それはそのパーツだけの問題で、それが必要なのだが、それでは全体のもの作りが遅れてしまい、時間当たりの労働生産性は、それを見守る人も含めて遅くなり、適正な時間内にものが作れなくなる。そうした既存の情報をAIに覚えさせて、適正な素材や作り方をシュミレートして、それに合った制作工程を作り、同時にそれに必要なロボットを配して、指令を送ると言う発想だ。実は私の今考えている、Berth Box コンセプトもそうした発想の有る企業にしか、発注する事は出来ない。これはBerth Box スマートサブヂビジョンに於ける土木作業にも言える。親方がメジャーを持って走り回るのは今までは良いが、そこには仕事を任せられない。即ち、デジタル技術を持たない企業には任せられないと言う事になる。
やってみないと、正確なコスト、時間が出せない企業は意味を無くす事になる。

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