歴史博物館に行った様だ。偶に行くのは良いが、歴史博物館では暮らせない。ミンダナオ、ディポログ。六年前。

学習院の先輩のお誘いも有り、自分でも興味があったミンダナオのモスレム社会。何故スペイン軍はミンダナオ侵攻をしなかったのか、等々を自分の目で見ようとミンダナオのサルタン(王位)の主催する第一回シンポジウムに参加した時の様子。各地からダテュー(貴族)も多く集まり、宗主国でも有るサウジアラビアからもダテューが参加して盛大に2日間行われた。翌年 第二回目のシンポジウムがダバオでも行われて、それにも行った。
私には、歴史博物館だが、21世紀未だに行われる行事や儀式、服装と興味深かった。日本人は皆んな同じ興味で行っているが、そこに居たフィリピン政府の役人を従えて、2人の韓国人商社マンがいたが、これは何かの利権が有るのだろう。今 日本人商社マンは昔の人が築いた上に踏ん反り返っていて、ここ20年、こうした場所ではお目に掛からなくなったが、昔はロータリーなどの関係で上院議員の家などで開かれるパーティー等では、多くの日本人を見かけたが。。。開発精神より、踏襲型商社マンが増えた様だし、こうした危険地域には、会社の無かれ主義も有り来ないのであろう。日本のちゃんとした会社員は、自分で運転しちゃダメ、マニラのマビニなどの地帯にはお出入り禁止とか。。この警備で守らないと守りきれないミンダナオの実態なのであろう。この日もカナダ人で地元で長くレストラン経営をしていた人が誘拐されたとの事だった。
まあ最初に言った様に、私には、歴史博物館でしか無い所には住めない。

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