そもそもブランドとは何か。良い物? 高いだけ? 人間の虚勢を満足させるプロパガンダ。それに価値があるのか。

人間とは面白い。玉ねぎの価格が上がっても、騒ぐくせに、ブランドは高い物ととして欲しがる。その価値を見出そうとする。私も、貴金属やファッションの世界にいたので、それに若かった為に背広の裏生地にエルメスのスカーフ生地をつけて、腕には金や銀の腕時計をつけて、暑いと言って背広を脱いで見せびらかす。ベンツやジャガーに乗って見せびらかして来た。プーチィン同様で自分をブランド化して権威主義で商売をして来たのでよく分かるが、逆に言えば、早い時代に卒業したとも言える。フィリピンでもベンツに乗ったり、アメ車に乗っていると、同じ権威主義の人達が集まり、それなりの商売の種が集まって来る。人間社会とは面白いものである。しかし、これからの社会で権威主義が正しく機能するのであろうか。
いまの私には、そうは思えない。多分人は更なる合理主義に変わって行くと考えている。ブランドでは無く、機能性重視の世界に変化すると考えている。良い例が、日本の軽自動車であり、ノーブランド製品への移行である。そこで確信する事はブランド品が無くなる日である。世界の多くのブランドは、ショッピングモールやデパートを埋め尽くしている。ブランドと言う物が無くなった瞬間に、世界中そうであるが、日本なら銀座が消える。高い固定資産税の上に成り立っている銀座に出店出来る業者が居なくなるからだ。安く作り、ブランドで高く売る商売のみが高い家賃を払える。そのブランドに価値が有るのか。笑笑。

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