日本人の狭い視野は何処から来る:徹底論議その1。日本のテレビ、雑誌を見ていると狭くなる。何故か。

日本人は世界の人と比較すると優秀である。しかし、その優秀性を視野の狭さから、有効に使えていないのは事実である。これは何処から来るのかは、明白で有り、比較出来る選択肢の不足である。オレオレ詐欺を始めとする霊感商法、マルチ商法、似非ウェブサイトやSNS上でのフェイクニュースに引っ掛かる人も多く居るのは、商売と言うメカニズムを知らない。インターネットの利用方法やメカニズムを知らない。ウェブサイトとは何か大きな企業が作っていて、ウエブサイトがきちっとしていれば信用できる。と思う気持ちは誰から来るのか。私は海外に居るので伝達手段として、クラウド利用は当たり前と思って、20年前からクラウド上にあるスペースの一つとしてウェブサイトとして纏めて管理するのは常識であると思っているが、それに20年前なら1日2日掛のウエブサイト制作も今では15分も有れば出来る簡単なものだ。しかし、それを子供に教える先生も、まだまだ視野が狭く、教えられない現実もある。だから教師の無駄な時間を排除して、寧ろ 新しい知識を吸収する時間を多く作り、その新しい知識を生徒と共有する事が、必要である。テレビ、雑誌もまだこの世には現れていないものを研究して、視聴者に提供すべきだが、既に出来上がってその製品を売る事での利益優先なので、そこまでの余裕が無い。即ち、もう既にあった被害を伝えるだけで、その被害を事前に知らしめることは出来ない。だからテレビ新聞雑誌の情報は遅れるので、面白く無いし、有意義では無い。皆んな明日の事を知りたがっているのに、昨日の事を伝えていて、明日には意味が無い情報なので、広告もデジタル媒体に既に抜かれている。故に収入が減って、更にこの遅れを取り返せない。故に業界が去って行く運命でもある。しかし、このスピードの無さが日本人の視野の狭さを更に狭めている。それを如実に表しているのが、事業先端で未だにファックスを利用している企業が70%近くまだある現実である。企業のみならず、政府、地方自治体、学校、保育。。と50年前のものを、いや慣れ親しんだものを使い続けているのが、日本の後進性だが、誰がこれを変えるのか。問題はそこである。

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