フィリピンを生きる小話 その2: フィリピン報道されるニュース1%以下、報道されないニュースは99%以上。何故?

フィリピンでは報道されないニュースがほとんど。何故か。自社で特派員や車機材を持つ報道機関が際立って少なく、殆どの記者はフリーター。
だから、お金を貰えない報道はしない。いや出来ないのがフィリピンの現実。事故があった場合、警官が事故証明を作るのに、加害者であれ、被害者であれ、金持ってる方に、写真代と言って金を要求するのは日常茶飯事。だから金を掴ませれば悪いものも良いものに変身する。同じく記者は基本給も無く、契約記者なので、何かあっても現場に行く足代もない。経済政治記事でも、言われた原稿を貰い、お小遣いを貰って載せるだけ。政治屋や経済界にとって、都合の良い存在。誰も疑問を持って追求する事はしない。いや出来ない仕組み。我々法律事務所には多くの事件が増大している。
しかし、何の報道も無い。 フィリピンだけで無く、世界100位以下の国はこうなのであろう。日本も人事では無い。

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