洗練された英語をフィリピンで聞きたい。

英語を選ぶとフィリピン英語という風に分類されている。即ち英国人やアメリカ人から見て、あああれはフィリピン英語だ。いわば東京人から言って、あれは秋田出身だと言われるようなのだが、英語でもアクセントを置く処や言い回しが違う。アメリカ英語もイギリス人に言わせれば、田舎英語となる。故にハリウッド映画スターはイギリス出身者が多い。特にシェークスピア劇出身者が多い。

私も32年ここに居てフィリピン英語に完全に成っている。もう一度、洗練された英語に戻したい。

こうした思いを、地元で日本人に英語を教える学校に話をしているが、今興味を持って貰っている。即ちフィリピンで英語を教えても所詮フィリピン英語で洗練された英語とは言えない。英語とは、5世紀の西ゲルマン系言語(West Germanic languages)の1つだった。ブリテン島に渡り、現在の英語へ発展した。 1066年のノルマン征服(the Norman Conquest)のあと、ノルマン人のフランス語から単語などが大量流入。 15-17世紀ごろに大母音推移(the Great Vowel Shift)が起きて、現在の発音になった。世界で1番簡単な言語として、活版印刷の発展に伴い世界に広がった。

ウイリアム・シェークスピアは16世紀、日本の戦国時代から徳川泰平の世に成る時に生き、劇作家・演出家、詩人として有名であるが、しかし、この時代は初期の第三世代英語記で現在使われている英語とは違うが、貴族の使う英語、平民が使う英語と別れ、洗練された英語はこの時期に確立したと思われる。

私は今、このシェークスピア研究会(クラブ)をマニラで開催したい。そしてもう少し奥行きのある、洗練された英語をみんなで勉強したい。世界に出して恥ずかしくない日本人の英語を作りたい。

munetomo.club 棟朝淳州

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