昨日はクラーク特別区へ午後から

昨日はクラーク特別区へ午後から行ってきた。私は2004-5年にスービックに支店を持っていたし、クラークにも支店を出そうと考えていた。1991年6月のピナツボ火山大爆発で駐留アメリカ軍の海軍基地がスービック、空軍基地がクラークであったが、大打撃を受けたことと政治的要因もあり、アメリカ軍は撤退、アメリカ並みに整備された敷地に当時のラモス大統領が特別区としてスビックにはSDCスービックデヴェロップメントコーポレーションとクラークにはCDCクラークデベロップメントコーポレーションを設立し、独立地域とし、PEZA フィリピン エコノミック ゾーン庁の管理する 74の工業団地 262の情報テクノロジー地区 22の農業産業団地 、19の観光振興地区、 2の医療ツーリズムゾーン と同様に、輸出入の免税や海外からの進出には税制面での優遇処置を行っている。

今回はフィリピンに3000平米規模で工場を出したいと言われるお客様に同行しクラークCDCの担当部長と面談。ここにアメリカ資本で2つのデベロッパーの紹介を得た。クラークの良いポイントはこのデベロッパーが顧客の要望で工場を建ててくれて、賃貸する。ビルド&レントが可能であり、初期投資を最小限に抑えられる。

今私達のオフィスは、スービックやPEZAとも人脈を広げ、来週からは税関やBOI、そしてミンダナオパワーと言われるミンダナオの大統領パワーにも人脈を広げている。これにより人で不足に困る日本企業の進出に有利さを増したいからだが、同時に私が持つ海外向け労働者育成センターは最大240名しか収容できないが、現在160名規模になっているので、直ぐにパンク状態であることもあり、日本便も就航を始めたクラーク空港があるし、2年後だが日本が作るマニラークラーク鉄道もできる。クラークで1000名規模のセンターが出来ないかと模索中でもある。日系企業を助ける知恵とコネを作ることが大切だ。

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