スービックを一昨日再訪、一泊したが・・

私がスービックに支店事務所を持っていたときは、日本のODAで作ったクラークースービック高速道路は工事中だったが今はこの高速が出来たのでクラークとスービック間は約45分ほどで着く。マニラ市街を抜けるのに1時間、マニラとクラークが北高速が約1時間で約3時間弱の旅である。ここはスピード違反がフィリピンで唯一ある場所だが、雨だったので120~30キロで飛ばして行った。ピナツボ大爆発から20年。火山灰で作物が出来なくなった大地も漸く稲作が再開されている。

宿泊は前回と同じスービックヨットクラブに1泊した。豪華な部屋だが、これを建って15年以上前だから既にジャクージは動かなかったし、改装工事も一向に進んでいない。(笑)

今回の目的はスービックに工場をオープンする予定の会社の最終確認や貸工場の選定が第一であるが、もう一つはスービックで潰れたホテルが日本行き研修生の施設として使えるかどうかを判断することでもあるが、工場は基本的に来年3月に操業開始をめざすという事で決まったが、研修設備に関してはまったくメンテナンスがされていない老巧化などもあるし、どこの地方政府もそうだが、怠慢、金が無ければ金額を上げれば良いと言う基本姿勢には嫌気がさす。改善という努力が。貸工場もそうだが、違法と言われているパチンコ台の解体作業をしている中国解体業者に倉庫工場を、上手く高く貸して、その代わりイ許可を出すという事をしているので(写真)、真面な仕事をしようとしている我々にも高く言って来る世界価格を無視したこの感覚に、またまたフィリピンを他に比べて遅れる原因をここでも作っている。まったくフィリピンは何をやるのも時間やお金が掛かる国である。まだクラークの方が考えとして、アメリカその他が入り込んでいるので、世界基準を気にするスマートさがあるが、ここは韓国韓進や中国業者が作った感性が植え付けられているようだ。少しクラークに軸足を移すか。。。

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