ドイツとは違う。韓国は何故自分を解らない?
ドイツ再統一、German reunification)は、1990年10月3日、ドイツ連邦共和国「西ドイツにドイツ民主共和国「東ドイツ」が編入された出来事である。東西ドイツ統一、ドイツの東西統一などとも呼ばれる。reunificationは再統一と言う意味。
しかし韓国は違うだろう。韓国併合 Japanese annexation of Koreaとは、1910年(明治43年)8月29日、「韓国併合ニ関スル条約」に基づいて大日本帝国が大韓帝国を併合して支配下に置いた事実を指す。もし韓国が再統一と言うならば、この併合以前のことと言うことになるが、当時はロシアに併合されることを案じた日本の策であり、その後北京条約でロシア下にあった満州への出兵となるが、朝鮮半島自体が一国として認知されていた時期は?と言う事を考えさせられる。
そしてドイツの場合は、ソ連という後ろ盾を失い、貧困にあえぐ「東ドイツ」を統一と言う言葉を使っているが、経済的に言えば「西ドイツ」による併合である。この場合は一緒になって良かったという感情が湧き上がるし、現状成功だと言える。韓国併合も当時はそれまでの貧困から逃れられるという感情が湧き上がっていたと考えられる。
さて今の韓国に南北統一という機運が高まったが、時を間違えた、愚策であり、論理的では無い。金書記長が北朝鮮を牛耳る限り、併合は有り得ない。彼が居なくなれば可能かもしれない。しかし韓国そのものが今や失業率が多くあり、北朝鮮人は消費も出来ない貧困だとして、併合のメリットは無いどころか、両者沈没の危機もある。しかし韓国はこの妄想から、中国に傾斜したが、所詮北朝鮮はテロリスト支援国のレッテルを貼られたままである。故に今回の米朝ハノイ会談で、南北朝鮮戦争の終結宣言を期待した韓国だが、北朝鮮が核実験施設を固守したので、むしろ遠のいてしまった。韓国が金書記長に騙された結果だけが残った。本来の韓国なら、逆キレして北朝鮮に攻め入り、金書記長の首を取ってこなくてはならないが、それも出来ないとするならば、このまま静かに沈むしかない。
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